こんにちは!puffです。
皆さん、お久しぶりです。毎日、暑いけどいかがお過ごしでしょうか?
私の毎日といえば、忙しいと思えば忙しく、また、暇だといえば暇かもしれない…
というように、下手に断言したり、決め込むことをやめてしまいましたとさ。
以前は忙しいと信じ込むことで、安心を得るような、息継ぎの下手な日常を好んで引き入れていたように思います![]()
心底をふわふわに、居心地良くするには、自分との折り合いが大切なんだなぁと感じています。
※
ドラマや映画の感想を書くなんて、えらい久々のような気がします![]()
以前、《サムバディ》↓
を見て、これ以上のものがあるかしら?と思いつつ、いや、あるはずだと漁っていたら、やたらと長い題名が目についた。
《誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる》(間違っていないよね?)
とあるペンションのオーナーと季節外れのお客。泊まらせ、もてなしただけ。
客は楽しみ、金を払って帰っていった、ただそれだけのはずなのに——
平穏で静かな湖畔のペンションに子連れの若い女が泊まりにくる。
気乗りはしなかったが、そこは商売。泊めるならばと、子供の世話まで小まめに見て、普段ならしないサービスまでする始末。
序盤までは非常にゆったりと、主人公の日常が描かれる。(同時進行でもう一つの事件が絡んでくる)
主人公、チョン.ヨンハ役のキム.ユンソクの演技が等身大でいい。
彼を見たのはずっと前、ユ.アインと共演した『ワンドゥギ』以来ですかね。この時の教師役がとっても良かった。
いい大人、(良いお手本の大人という意味ではない)をやらせたら、この人の右に出るものはいないな、と記憶したことを覚えている。
ユ.アインの時もそうだったけど、キム.ユンソクは若者との共演で最大に生きるのかも。
彼の受身感…とでもいうのかな、あらゆる場面で相手を突っぱねない、優しさみたいなのが滲み出てる。
日常が崩れる時、果たして音が鳴るのだろうか?
鳴るね、きっと。
聞き逃したくない、これが私の本音です。
主人公の『おじさん』も、保身に走ったことで事件に巻き込まれてしまう。
(ドラマのなかには色んなおじさん達が出てくる。このおじさんたちと若者との攻防、交流がみもの。時に辛く、痛く、物悲しい)
又、受け身を見せたが故に、問題の女は暴走し、歯止めが効かなくなってしまう。
身体ごとぶつかってきて、それを全身で受け止めて欲しいといわんばかりの狂気を演じた、ユ・ソンア(コ.ミンシ)は凄い。
他人なのに、半ば強引に、いいや…、ひどく暴力的である彼女の訴えは、私の心に刺すように響いた。
『おじさーーーん!!』
劇中、こう叫んで求めては、危害を加える女に、一々、挑みに応じるかのようなおじさんとの拮抗状態が続く。
(なんなんだろう、これは…)
『おじさん』が『おとうさん』にすり替わったとしてもなんらおかしくない。
痛い。だけど悲しい。
子殺しを終えた彼女の放埒さ、自由さ、のびのびとした狂気。後半に続くにつれ、憐れみも重なって、見るのも辛いのが本音だったけれど——
引き込まれて、3回見てしまった。
ユン.ゲサン
ドラマは、二つの事件が同時進行で絡み合っていく。一つはおじさんのペンション、もう一つは過去のモーテルでの殺人事件。
モーテルオーナーがユン.ゲサン。彼の作品を見たのは《バッカスレディ》が最新かな。良い役者ですね
いつかキム.ナムギル氏と共演して欲しい。
通称、《鬼》と称される、有能な警察官役で出演のイ.ジョンウン。
パラサイトでも魅力炸裂でしたが、《私たちのブルース》の彼女も好き。
最後に。
ドラマの挿入歌。
誰もいない森の奥——
無音では決して無いはずだ。
樹々の擦れ合う音、鳥の囀り、枯葉が風になぶられて、どんな些細であっても《音》は鳴る。
2024.9.15
山深





