こんにちは!puffです。

皆さん、お久しぶりです。毎日、暑いけどいかがお過ごしでしょうか?

私の毎日といえば、忙しいと思えば忙しく、また、暇だといえば暇かもしれない…

というように、下手に断言したり、決め込むことをやめてしまいましたとさ。

以前は忙しいと信じ込むことで、安心を得るような、息継ぎの下手な日常を好んで引き入れていたように思いますニコニコ

心底をふわふわに、居心地良くするには、自分との折り合いが大切なんだなぁと感じています。



ドラマや映画の感想を書くなんて、えらい久々のような気がしますてへぺろ

以前、《サムバディ》↓



を見て、これ以上のものがあるかしら?と思いつつ、いや、あるはずだと漁っていたら、やたらと長い題名が目についた。


《誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる》(間違っていないよね?)

とあるペンションのオーナーと季節外れのお客。泊まらせ、もてなしただけ。

客は楽しみ、金を払って帰っていった、ただそれだけのはずなのに—— 


平穏で静かな湖畔のペンションに子連れの若い女が泊まりにくる。

気乗りはしなかったが、そこは商売。泊めるならばと、子供の世話まで小まめに見て、普段ならしないサービスまでする始末。

序盤までは非常にゆったりと、主人公の日常が描かれる。(同時進行でもう一つの事件が絡んでくる)

主人公、チョン.ヨンハ役のキム.ユンソクの演技が等身大でいい。

彼を見たのはずっと前、ユ.アインと共演した『ワンドゥギ』以来ですかね。この時の教師役がとっても良かった。

いい大人、(良いお手本の大人という意味ではない)をやらせたら、この人の右に出るものはいないな、と記憶したことを覚えている。

ユ.アインの時もそうだったけど、キム.ユンソクは若者との共演で最大に生きるのかも。

彼の受身感…とでもいうのかな、あらゆる場面で相手を突っぱねない、優しさみたいなのが滲み出てる。



日常が崩れる時、果たして音が鳴るのだろうか?


鳴るね、きっと。

聞き逃したくない、これが私の本音です。


主人公の『おじさん』も、保身に走ったことで事件に巻き込まれてしまう。

(ドラマのなかには色んなおじさん達が出てくる。このおじさんたちと若者との攻防、交流がみもの。時に辛く、痛く、物悲しい)

又、受け身を見せたが故に、問題の女は暴走し、歯止めが効かなくなってしまう。


身体ごとぶつかってきて、それを全身で受け止めて欲しいといわんばかりの狂気を演じた、ユ・ソンア(コ.ミンシ)は凄い。

他人なのに、半ば強引に、いいや…、ひどく暴力的である彼女の訴えは、私の心に刺すように響いた。 


『おじさーーーん!!』

劇中、こう叫んで求めては、危害を加える女に、一々、挑みに応じるかのようなおじさんとの拮抗状態が続く。

(なんなんだろう、これは…)

『おじさん』が『おとうさん』にすり替わったとしてもなんらおかしくない。

痛い。だけど悲しい。

子殺しを終えた彼女の放埒さ、自由さ、のびのびとした狂気。後半に続くにつれ、憐れみも重なって、見るのも辛いのが本音だったけれど—— 

引き込まれて、3回見てしまった。



ユン.ゲサン

ドラマは、二つの事件が同時進行で絡み合っていく。一つはおじさんのペンション、もう一つは過去のモーテルでの殺人事件。

モーテルオーナーがユン.ゲサン。彼の作品を見たのは《バッカスレディ》が最新かな。良い役者ですねニコニコいつかキム.ナムギル氏と共演して欲しい。


通称、《鬼》と称される、有能な警察官役で出演のイ.ジョンウン。

パラサイトでも魅力炸裂でしたが、《私たちのブルース》の彼女も好き。


最後に。


ドラマの挿入歌。


誰もいない森の奥—— 

無音では決して無いはずだ。

樹々の擦れ合う音、鳥の囀り、枯葉が風になぶられて、どんな些細であっても《音》は鳴る。


2024.9.15






山深