いつもの正面ステージ、
生バンド演奏、
バックダンサー(エアホーンセクション軍団)
無線ペンライト、
大型ビジョンを使った演出。
武道館のライブが帰ってきた!という感じ。
やっぱり武道館は聖地だね。
ここは特別だよ。
そして約2時間半、
全身全霊の鈴木愛理を久々に味わって
あらためて愛理はスペシャルな存在だなと
再認識しました。
日々の鬱屈を忘れるくらい
素敵な夜。
3年前の武道館では
「DUDOKAN」と誤字をして話題になった看板、
今年こそ、
今年こそは絶対間違えないようにと
「B」を緑にしてみました(笑
そしたら、開場/開演時間を間違えるという
もっと大きなミステイクをしてしまう。
この写真ではわかりづらいけど、
テプラで修正してます。
<セトリ>
OA.雨音はショパンの調べ(小片リサ)
01.Be Brave
02.真夜中のメリーゴーランド
03.Break it down
04.rescue ※新曲
MC
05.きみにだけ人見知り
06.Apple Pie(×Blue Vintage)
07.この手。(withクレイユーキーズ)
08.空は二度燃える(40mP feat.鈴木愛理)
09.STRONGER
MC
10.笑顔 ※新曲
11.別の人の彼女になったよ
12.Let The Show Begin
13.Escape
14.夢幻クライマックス(℃-ute)
15.初恋サイダー(Buono!)
MC
16.IDENTITY
17.Candy Box
18.マイラブ(Buono!)
19.No Live, No Life
20.BABY!WE CAN DO IT!
21.DADDY! DADDY! DO! feat.鈴木愛理(鈴木雅之)
アンコール
01.ハイビート気分 ※新曲
MC
02.光 ※新曲
03.Easy To Smile
MVもいいが、ライブでこそ輝く曲がある。
スポットライトに1人照らされた愛理が
アカペラで歌い出す「Be Brave」、
まるで、武道館の天井を突き抜けるような
壮大で真っすぐな歌声がこだまして、
いきなり「ライブハウス武道館」に引き込まれた。
返す刀で、アダルトコンテンポラリ―的な
「真夜中のメリーゴーランド」、
愛理もいつしかこういうオトナなシンガーが歌う曲が
似合うようになったもんだ。
そして聞き慣れた「Break it down」へ。
このつながりが心地いい。
振り付け予習動画が4日前にアップされていた「rescue」、
最後の敬礼ポーズがカワイイ。
永田さんもビックリだ。
2階からでも大型ビジョンで愛理の表情が確認できる。
次のブロックは、
この2~3年で発表したコラボ曲を
集めたもの。
例の鈴木雅之とのダディダディドゥも含め、
いろんな人とコラボしてきたんだなあと思う。
音楽活動の幅が広がるね。
山崎あおいちゃんとの共作「きみにだけ人見知り」、
これ好きなんだよなあ。
新曲の「笑顔」、愛理にしては珍しく失恋ではないバラードソングだそう。
たしかに「別の人の彼女になったよ」みたいな
どこか物寂しい曲がもともと多いのかも。
「Let The Show Begin」からは、
エアホーンセクション軍団が大暴れ。
管楽器を使ったファンキー、スカビートにアレンジした曲が続く。
実際、演奏はしてないけれど、
踊るようにトランペット、トロンボーン、サックスを吹く(フリをする)
エアホーンセクション軍団のおかげで、
視覚的に楽しさが倍増。
これもライブの大事な要素。
あいりまにあバンドのドラムス、サッシ(加藤聡)、
この人うめえな、と思ってたら、
2年前のパシフィコ横浜での「Escape」のレポでも同じことを書いていた。
「IDENTITY」からのラストスパートも熱量が素晴らしい。
声を出せなくても、
演者がどれだけパフォーマンスに没頭するかで
十分熱量は伝わるものだ。
卓偉兄ィの「BABY!WE CAN DO IT!」、ちょっとBOØWYっぽい。
岡井ちゃんなら「ライブハウス武道館へようこそ!」と
言ってそうだ。
ちょうど3年前、
ソロデビューして間もない愛理が
ここ武道館で単独ライブを行った。
あの時の「カメレオン愛理」から、
しっかり「芯」のあるアーティスト鈴木愛理へと
変貌を遂げつつある。
今日感じたことは、
3年前よりも音楽を自分のモノとしている鈴木愛理だった。
思うように音楽活動ができなかったコロナ禍に、
自分自身を見つめなおす時間があり、
そして鈴木雅之らとの共演により、
℃-ute時代の必死でガムシャラに
音楽と向き合う感覚を思い出したという。
器用になんでもこなせちゃう愛理だからこそ、
その感覚は必要なモノだったのかもしれない。
今日は、自然と豊かな表情の愛理がたくさん出ていた。
コロナは悪いことばかりではない。
今まで気付かなかったことに、気付いたりもする。
目には見えない内面の小さな変化、
それが明日への大きな一歩だ。
この日のライブは、
それを証明するためのライブといっていい。
やっぱり、愛理はスゴイよ。
少しずつ、コロナ前にできたことをやってみようという
愛理サイドの挑戦する姿勢が
ちょくちょく垣間見えて面白かった。
①声出し
「No Live, No Life」でほんの一瞬だけ
「口に手を当てて声を出してみよう」コーナーあり(笑
今の風潮に風穴を開けようとする画期的なトライだな。
もしかして、朋子卒コンで「ここだよ朋子!」イケるんちゃう?
②タオル回し
これも久々に見た気がする。
換気扇の要領で回してみよう(笑
③ウェーブ
武道館でやってみたくなるあるある。
ただ無言ウェーブのため、
タイミングが取りづらいのか、
かなりバラバラだった。
ちゃーんと周りをよく見てウェーブしましょう。
こういう、できることをちょっとずつでも拡げていこうとする気持ち大事よ。