今年も年末にハロプロ楽曲大賞のイベントが開催されますが、
だいたいノミネート曲も出揃ったところで、自分の今年のエントリー曲を挙げたいと思います。
昨年選んだ曲はこちら。
実際の楽曲大賞に倣って、10pt振り分け方式にしました。
4位 『25歳永遠説』 1pts
Juice=Juice
(作詞:児玉雨子、作曲:KOUGA、編曲:KOUGA)
今年もたくさんのハロメンが卒業していきましたが、
そんな卒業のために用意された「卒業曲」の中で、この曲のメロディが一番好きだし、
歌詞の内容がゆかにゃにピッタリハマってて、一番心に響いた曲です。
自分にとって、Juice=Juiceは特別なグループだし、
リーダーのゆかにゃが卒業することは大きなマイルストーンでもありました。
脳裏に焼き付けるため、たくさん通ったリリイベ、最後のコンサートツアー。
今でも、落ちサビのゆかにゃの透き通った声が耳に残っています。
3位 『いとし いとしと Say My Heart』 1pts
アンジュルム
(作詞:児玉雨子、作曲:星部ショウ、編曲:平田祥一郎)
数日前のブログにも書きましたが、今年発売されたアルバム「輪廻転生」が
ハロプロアレンジャーズの底力を見せつけた名盤だったので、
そこから一曲選びたいと思いました。
ファンキーであり、アシッドジャズであり、
ジャミロクワイ好きによる、ジャミロクワイ好きのための楽曲。
音楽ファン必聴です。
2位 『夏色のパレット』 3pts
カントリー・ガールズ
(作詞:山崎あおい、作曲:山崎あおい、編曲:大久保薫)
ハロプロ長年の課題であった「ポストつんくは誰か」。
星部ショウなのか?それとも中島卓偉なのか?
それがまさかの山崎あおいだったという驚きの発見。
複雑なリズムの変化、王道のコード進行から必ず外してくるところ。
今年一番「つんく」を感じたのは、この曲の山崎あおいです。
彼女が作った楽曲では、個人的に「ひとそれ」よりも断然こっち。
魅力的な曲というのは「問題が起きては解決する」、
つまりこの「問題発生→解決」の繰り返しによってできているけれど、
キャッチーな曲調の中にも、リズムやコードの変化によって
しっかりと「問題」を提起した上で、きっちり収束に向かう構成が素晴らしい。
片想いの切ない気持ちを、夏の海や空のような鮮やかなパレットの色に
滲ませた歌詞も◎。
1位 『ハルウララ』 5pts
こぶしファクトリー
(作詞:MEG.ME、作曲:原田雄一、編曲:原田雄一)
この曲のMVを見て、何度も泣きました。
もちろん曲もいいけど、つらい時を乗り越えてきたこぶしの5人が歌うからこそ、
心に染みるんです。
切なさ、優しさと力強さが見事に融合しています。
その歌声で感情までもが表現できるのは、5人の成長があってこそのもの。
息の合ったコーラス、ファルセットの美しさ、落ちサビののむさん、
あやぱんのフェイク…etc
「歌」にこだわったこぶしファイブの1つの到達点であると言えるでしょう。
なお、つんく曲がランキングに入っていませんが、それはたまたま。
ここ一年のつんくが作る曲は結構好きです。
モーニング娘。'19の秋ツアーライブ曲「Hey! Unfair Baby」がもしノミネート対象だったら、
上位にランク付けしていたと思うし、
来年発売のシングル「KOKORO&KARADA」もメロウで良い。
アンジュの「全然起き上がれないSUNDAY」も聴き込むほどに良いですよね。
一般受けするような、いわゆるチャート向けの曲作りには見向きもせず、
より先鋭的な音楽を追求しているつんくですが、その才能はまだまだ健在です。
ちなみに、快進撃を見せたBEYOOOOONDSもエントリーなし。
まだグループコンセプトのインパクトを超える楽曲には巡り合っていないというのが
個人的な見立てですね。来年に期待。