冬のハロコン~FULL SCORE~の方は1/13に参戦予定ですが、
昨年のハロー楽曲でもマイベストと言える2曲、
『気ままな片想い』『小生意気ガール』を聴けるのが今から楽しみです。


『気ままな片想い』は、昨年5月4日の

「カントリー・ガールズ コンサートツアー2017春 ~ももちイズム~(中野サンプラザ)」で初披露したももち卒業ソングの一つ。

俺も現場で見ていて、甘くせつない歌詞と大瀧詠一ナイアガラサウンドに、非常に感動した思い出があります。

作詞・作曲はミッツ・マングローブ。

20年以上前から温めていた曲を棚卸しして、親友ももちに提供したんですよね。

 

冬のアーケードを舞台にした曲なので、ももち卒業後は季節柄しばらく封印されていましたが
昨年11月の3周年イベントで久々に披露されていました。
これだけの名曲が放置されるのは本当に勿体ない!
ということでハロコンでみんなに聴いてもらおうということになったんでしょう、
ね、橋本さん。

曲の素晴らしさについては、自分の下手な説明よりも

ミッツさんのライナーノーツ的ブログを見てもらった方が感動がダイレクトに伝わるかと思います。

ちなみにミッツさんの星屑スキャットは癖になる中毒性のある曲が多いですが、
ユーロビート調のこの曲はその最たるもので楽しいです。
星屑スキャット『半蔵門シェリ』


『小生意気ガール』は、新体制後初の配信デジタルシングル。

作詞はまろ(福田花音)、作曲はジンツチハシ。
このネヅジンパチのような?名前の作曲の方、ほとんどの人が初見だと思いますが、
YAMAHAの「The Songwriter STAR」オーディションで最終音源審査まで行った人、
ということくらいしか情報がありません。

おそらく、アップフロントが一般公募で集めた曲の中から選ばれたんだと思いますが、

この『小生意気ガール』、極上のアイドルポップスなんです。

ユーミンチックに半音ずつ微妙に変化する繊細なコード進行の素晴らしさ、
そして連続して上がったり下がったりする音階の物語性の中にも絶妙なアクセントが
付けられていて、リズムの変化と併せて飽きのこないメロディになっています。

まろちゃんの詞もグッド!
一度聴いたら絶対に耳に残る、発射台部分の「あ・ざ・と・い」のフレーズだけで
もう作詞家としては「勝ち」なんだけど、
全体的にカワイイ歌詞で、韻を踏む部分だったりとか、
最初は「小生意気を演じる」だったのが、最後は「小生意気をやめる」になるくだりなど
「嘘よ/本気よ」の松田聖子『小麦色のマーメイド』王道方式を踏襲するあたり、
かにょん先生も良く勉強されているな、と思います。

「かーわうぃーくみーせるー、計算はと・く・い」