子供ながらに悩んでいた小学5年生の秋頃、家の都合で転校をしました

そこであってしまったのが「いじめ」



小学5年生といえば、ちょうど思春期がはじまるくらいでしょうか…

ブスなワタシが転校してきたからか、クラスメイトからは好奇の眼差しを浴びせられました



その独特な視線は、ワタシの身体に纏わりついてくるような感じで、とても嫌なものでした



次の日から始まった、陰湿ないじめ

異質な者をみるような視線

陰口

無視

仲間はずれ



暴力じゃなかったのは良かったのかもしれないけれど、クラスの全員からされるのは、とってもキツかったです



そんな中でも、数人の友達はできました

ワタシに冷たい視線を送るわけでもなく、普通に接してくれるその友達が、ワタシには本当に救いでした

だけど、陰湿ないじめは続きました



一人ではなく、クラスの全員からうけるなんて…

その陰湿なパワーが、ワタシの心に「人に対する恐怖」をダイレクトに与えたのは間違いなかったです



中学生になったら、こんなことなくなるのかな…

そんな、触れたらパッと消えそうな淡い期待を抱いていたのを今でも覚えています



このとき、死にたくなったけど無理でした

死に方が分からないとかじゃなくて、ただ死ぬのが怖かったからです



それに、親に心配をかけてはいけないと強く思っていたから、頑張って学校に通うしかなかったんです