64ビットのパソコンを使っていると



64ビットでは使用できないアプリケーションが発生したりする。

(だいたいは、フリーのソフトですが・・・)



そういう場合は、使用できる別のパソコンに移動して



必要なドキュメントを見る、というのも不便なので



自分のパソコンから「リモートデスクトップ接続」を使って



(そのアプリが使用できる) 他のパソコンを動かす、という方法をとることにした。




■ 同一LAN上のリモート接続設定方法



<< ホスト側PCの設定(winXP) >>


ホストPCは外部から動かしたいPCのこと。

今回、たまたまホストPCはXPだったのでそのままXPで説明。



外部PCの「リモート接続を許可する」設定をします。

手順は以下。





1.マイコンピューターのプロパティを開きます。
  
(マイコンピューターのアイコンがあれば、アイコンを右クリック、 
または、スタートメニュー内の「マイコンピューター」を右クリックすると「プロパティが表示されます」)


こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-1




2.プロパティ画面でリモート接続の許可設定をします。


① リモートのタブを開く

② リモートデスクトップの項目にて
  「このコンピューターにユーザーがリモートで接続することを許可する」 にチェック

こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-2



③つづけて、「リモートユーザーの選択」 を設定します。


<<< ここで注意!!>>>


「リモートユーザー」の選択とは、このホストPCに設定した「ユーザー」設定のうち、「どのユーザーでログインするか」、という設定になります。


※注1に記載がある通り、リモートデスクトップ接続を利用するには「パスワードが必須」になりますので


もしそのパソコンにログインするとき、パスワードなしで起動している、という場合は、パスワードを設定するか
新しくユーザーの追加(パスワードあり)をする必要があります。



ちなみに・・・
特にユーザーアカウントやパスワードを追加していない場合は

アカウント名 「Administrator
パスワード  「なし

になっていると思います。




→ パスワードありのユーザーアカウントがある場合 (以下の3-1へ)

→ パスワードありのユーザーアカウントがない場合 (以下の3-2へ)





3.リモートユーザーの選択


こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-3




3-1 「追加」を押してユーザーの選択画面へ

この画面が表示されますので、「選択するオブジェクト名を入力してください」の欄に
パスワードありの「ユーザーアカウント名」を入力します。

※詳細設定の必要はありませんが、

こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-4



入力後、「名前の確認」を押すと、「パソコン名称\アカウント名」の表示に自動変換されます。

こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-5


変換できたら「OK」ボタンを押します。



こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-6

メンバー一覧にリモートデスクトップを利用するユーザーが設定できました。
「OK」を押します。





<<< 補足:ホストPCに設定していないユーザーアカウントを入力した場合 >>>

こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-7



「オブジェクトが見つかりません」となり、それ以上進めません。
こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-8





3-2 パスワードありのユーザーアカウントがない場合


リモートデスクトップユーザーの追加画面に
「ユーザーアカウント」のリンクがあります。


クリックすると、ユーザーアカウントの追加画面が表示されますので
ここでアカウント追加の操作を割り込ませることができます。

こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-3


アカウントの追加設定ができたら、3-2の手順へ移動します。




ここまでの手順でホスト側のリモート設定は終了です。





4.ファイヤーウォールの確認



念のため、ホストPCのファイアウォールを確認します。

<コントロールパネル>→<windows ファイアウォール>を開きます。

こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-9



こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-10



こちびてき生活 ~仕事編ときどき雑談-remote-11


{例外}のタブを開き
「リモートデスクトップ」にチェックが入っていることを確認してください。






クライアント側の設定は次の記事で ----->>>