同居ネコ『伊之助』と『姫花』のホワイトデー(プレゼントは手づくり猫つぐら編) | イモムシと猫が大好き♡♡♡

イモムシと猫が大好き♡♡♡

猫的性格の女『スリーピングキャット』と正真正銘猫『伊之助』が運命的な出会いをし、
一緒に住めるようになるまでのすったもんだ。
そして現在は自ら我が家にやってきた『姫花』『飛麿』『新右衛門』も加わり、
毎日大騒ぎな同居生活進行中!

私が同居ネコたちのために

ホワイトデープレゼントとして用意したものを

ご覧いただきましょうパー



手づくり猫つぐら (1)


手づくり『猫つぐら(猫ちぐらともいう)です。


今ちまたで大人気の

藁で編んだ猫のためのハウスです。


サザエさんや情報番組などでも取り上げられていますので

ご存知の方も多いと思います。


私は以前、仲良しブロガーちぃさん のブログで見て

ず~っと「良いなぁ」「欲しいなぁ」って思ってたんです。


 ちぃさんとこのミミーちゃんと

  ミミーちゃんがずっと愛用していた猫つぐら、

  是非ご覧になってくださいね



でもこれね、大人気で品切れ状態なんです。

どこを探しても、ちょっとやそっとじゃ

購入できないんですよ。




で、私は知り合いを頼って

猫つぐらを編んでらっしゃる方を紹介していただきました。


それが、昨年の11月の終わりの頃でした。


猫つぐらは稲藁を材料としています。

ですので秋稲刈りをしなければ材料が手に入りません。


昔の農家の方たちは農作業のない冬に

その稲藁を使っていろいろなものをつくっていたそうです。


その中に農作業の時、

赤ちゃんを入れて

畑や田んぼの側に置いておくカゴもありました。


それを猫用にしたものが猫つぐらだという説もあります。



そんな猫つぐらのつくり方を簡単に

ご説明しますね




手づくり猫つぐら (2)


こんな風に底の部分から編み始めます




手づくり猫つぐら (3)


そこの部分を編み終えると

次には立ち上げに入ります。


その際、入口になる部分に印をつけておきます。


入口の部分は空けて編みます。




手づくり猫つぐら (4)


立ち上げ一段目です




手づくり猫つぐら (5)


だんだん壁に見えるようになってきました




手づくり猫つぐら (6)


頭に向かって丸みがつくように編んでいきます




手づくり猫つぐら (7)


だんだん頭に近くなってくると編みづらくなります。


気を抜くと丸くならず尖がった頭になってしまいます。




手づくり猫つぐら (8)


あとちょっとなんですが、

とっても編みづらく難しい作業です。




手づくり猫つぐら (9)


頭を閉じました。




手づくり猫つぐら (10)


最後に藁で編んだヒモと名前を書くための絵馬をつけて

完成です。


 ※絵馬はお師匠さん(あえてこう呼ばせていただきます)

   完成のご褒美につくってくださいました



完成した時には本当にうれしかったです。

まさか自分で最後まで編めるとは

思ってもいませんでした。

なんとか完成することが出来ました。


完成した日は3月8日です。

長くかかりました。


11月の終わりにお師匠さんのところに伺い、

初めて本物の猫つぐらを見てから3ヶ月あまりです。


私の家からお師匠さんのところまでは

高速道を走って1時間前後かかります。

都合のつく土曜日や日曜日に

2時間ほど教わって帰ります。

そして家で続きを編みます。


藁仕事は藁が散らばるので

部屋の中では作業出来ません。


私はまず作業を始める前に

家の中で作業できる場所づくりから始めました。

廊下の隅に物置場に使っていた机の上やまわりを

片付け、作業場所にしました。


そこは真冬には0℃前後になる場所です。

いくらストーブをつけても暖まる場所ではありません。

手はかじかむし、長時間の作業は無理でした。


少しずつ、コツコツと編んでいました。


藁はお師匠さんにわけていただきました。

藁仕事をするには、下ごしらえが必要となります。


お師匠さんにわけていただいた藁は

下ごしらえが済んでいるものもありましたが、

自分でしなければならないものもありました。



稲刈りをした藁は

まず最初に皮やゴミなどをとってきれいにします。


ワラの下ごしらえ (1)


その藁を水につけます




ワラの下ごしらえ (2)


1時間ほどそのまま置いておきます




ワラの下ごしらえ (3)


木の台に置いて、木槌で叩きます




ワラの下ごしらえ (4)


干して水分をしっかり抜きます


水分が残っているとカビてしまいますのでね




これでやっと藁細工の材料になります



そして使う時にはまたひと手間かかります




ワラの下ごしらえ (5)


霧吹きなどで藁に水をかけ軟らかくします


そうしないと編んでいて切れてしまいますのでね



真冬に水をかけた藁を素手で編むというのは

かなりつらい作業です。


あかぎれも出来ましたし、

指は傷だらけでした。


でも、完成したこの猫つぐら

私の宝物です。


本当に本当につくって良かったと思います。


お師匠さん、

出来の悪い弟子(勝手に弟子なんて言わせていただきました)

最後まで辛抱強く教えてくださって

ありがとうございました



でもね、ただ一つだけ心配なことが



それは、


我が同居ネコたちがこの猫つぐらに

入ってくれるかどうか


ってことです。


さあて、どうなりますことやら…



※良ければ、

  同居ネコ『伊之助』と『姫花』のホワイトデー(おめかし編)

  の方もご覧下さいね。

  ライオン『伊之助』も登場してますので!



いつもありがとうございます。

順位上がると、テンションも上がります♪♪♪

今日も↓をプチっとしていただけるとうれしいです。


MIX猫 ブログランキングへ