ドキドキ、ドキドキ
奥から先生に抱っこされた伊之助が来ました。
からのお話
「伊之助～」
「みゃ～ん」
「会いたかったよ」
「みゃ～ん」
初めて伊之助と呼んだにもかかわらず、ちゃんと返事をしてくれました。
なんて、かわいいんでしょう。
やっと、やっと私の手に抱くことができました。
うれしいのと、ホットしたのとで涙が出そうになりました
「先生、本当に本当にありがとうございました。」
「良かったですね。」
「長い間、預かっていただいて。
譲渡会のときもご迷惑をおかけしました。」
「大丈夫ですよ。
伊之助くん、ここに来た時の1.05kgから
1.4kgになりましたよ。」
「そうですか。」
「フードもちゃんと食べていますよ。」
そして、伊之助をキャリーバックに入れ
家に帰る準備はOKです。
フードのこと、お水のこと、トイレのこと、
いろいろおしえていただいて、
「先生、今までのお支払いをしたいのですが。」
「拾い猫のことですから、いいですよ。」
「えっ
そんな
預かっていただいて、フードも食べさせてもらって。
それに、虫下しもしていただいたんですよ。」
「いいんですよ。
そうそう、病院で食べさせていたこのフード、
今日これからでは用意できないでしょうから
少し持っていくといいでしょう。」
何から何まで…
そして、先生は頑として代金を受け取ってくれませんでした。
「先生、これからも伊之助のこと
よろしくお願いします。」
「はい。
わからないことは何でも聞いてくださいね。」
伊之助と私は車の中でもたくさん話をしました。
ずっとずっと話し続けました。
そして、家に到着
伊之助おうちに到着
「伊之助、ここがおうちだよ。
これからは、ずっと一緒だよ。
長い間待たせちゃったけど、もうそれも終り
」
「みゃ～ん」
今日からは一緒
運命的な出会いをし、たくさんの人たちにお世話になってやっとここまでたどり着いた２人です。
みなさんと運命に感謝しながら、同居生活をスタートさせたのでした。
めでたし、めでたし
これで、同居猫『伊之助』との出会いは完となります。
が…
これでこの２人のお話はおしまいにはならないんです。
猫的性格の女『スリーピングキャット』と
正真正銘猫『伊之助』との同居
って、真剣に向かい合ってる２人だからこそ、笑っちゃえることがいっぱい
ノンフィクションで綴っていきますので、お楽しみに
※注 なんだか、この頃伊之助ったら、私の目を盗んで
パソコンのキーボード叩いてるのよね
もしかして、ヤツったらブログ書く気か…