同居ネコ『伊之助』との出会い(その5) | イモムシと猫が大好き♡♡♡

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猫的性格の女『スリーピングキャット』と正真正銘猫『伊之助』が運命的な出会いをし、
一緒に住めるようになるまでのすったもんだ。
そして現在は自ら我が家にやってきた『姫花』『飛麿』『新右衛門』も加わり、
毎日大騒ぎな同居生活進行中!


犬・猫譲渡会にチビネコを参加させてもらうと決まり、電話を切った私は…

良かったはずなのに、なんだろう、この複雑な気持ち。…

からのお話


その日は、一日中ドキドキ。

何をしてても頭の中はチビネコのことばかり。

夕方になり、先生からの電話が待ちきれず、こちらからかけてみることにしました電話

顔「もしもし、先生。

  チビネコどうなりましたか?」

担当医「飼いたいという人が見つかりましたよ

  良かったですね。
顔「えっ~?見つかったんですか!


  

え~びっくりうそでしょ~?

なんで見つかっちゃうのよ?

チビネコが他の人のところに!!!

ど~しよ~げげ

あのチビネコが…にゃー

もう会えないの???

譲渡会なんて行かせなきゃ良かった次女A次女A次女A

私のバカバカバカ怒



顔「先生、チビネコはもうその人のところへ

  行ってしまったんですか?

担当医「いや、ワクチンを打ってからということで、

  まだ病院に居ますよ。」

顔「先生、チビネコその人に渡さないでください!

担当医「ははてな

顔「私が、チビネコと暮らします。

担当医「えはてな

顔「他の人のところにやらないでください。

担当医「………

顔「困るんです、チビネコがいなくなると!


そりゃ、先生も無言になるわけです。

ボランティアの人も、善意からチビネコを病院に迎えに来て、そして会場まで連れて行って1日中お世話をしてくれたんですから。

チビネコの里親になってくれる人だって、話が決まって喜んで帰って行ったそうですから。

でも、私も必死です。

ここで、引き下がったらチビネコとは二度と会えないのです。


顔「先生にもボランティアさんにも里親さんにも、

  ホントに申し訳ないのですが、

  私どうしてもチビネコを手放せないです。

担当医「でもアパートでは無理ですよね。

顔「いえ、家を借ります!

  どうにかしますから、お願いします。

担当医「………

顔「皆さんにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、

  私やっと気づいたんです。

  私が、チビネコと一緒に暮らしたいんです。

  何もわからない私ですけど、

  自分なりにやってみますから!

  先生、どうかチビネコを私に戻してください。


泣きそうになって必死に訴える私に、先生もホトホト困ったと思います。

何が戻してくださいだぁ…ぷんぷんぷんぷんぷんぷん

そんなら、譲渡会へ出す前に言えよぷんぷんぷんぷんぷんぷん

と思ったかどうかはわかりませんが、先生が口を開いてくれました。



担当医「わかりました。

  そこまで言うなら、いいでしょう。

  ボランティアさんに電話してあげましょう。

  里親さんにも連絡してもらいましょう。

顔「ありがとうございます~土下座うるうる



よかった、チビネコと一緒に暮らせるんだぁにゃー

ずっと一緒に居られるんだにゃー

絶対もうどこにもやらないんだからにゃー


と大喜びをした私ですが、


これからど~すんのよ?

そんなに簡単に家が見つかるの?


                その6につづく パー