「原子力ムラ」の人が書いた本 | hozys blog

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私hozys(管理人)の独り言のようなことを綴っています。
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日々のいろんなことを気軽にアップしています。

「原子力ムラ」にもこういう人がいたんだ...という少し救われた気持ちと同時に、
政府や東電の説明がいかに真実と乖離したものか、改めてそう感じる内容です。
長文(今日の掲載は6ページで、まだ続きます。)ですが、
非常に興味深く、是非、多くの人に読んで欲しいと思いご紹介します。

「福島第一原発事故を予見していた電力会社技術者」
 - 無視され、死蔵された「原子力防災」の知見 -
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35339

合わせて、こちらも是非。
「原子力官僚の天下り」
http://www.taro.org/2012/05/post-1212.php


ここへきて、電気料金値上げの話題をメディアが大きく取り扱っています。
ですが(ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが)、
電気料金はすでに値上げされ、私たちは昨年より高い料金を払っています。
これは、『毎月変動する燃料価格に応じて電気料金を自動的に調整する
”燃料費調整制度”によるもの』で、今回の値上げが新たに実施されれば、
二重の値上げになるのではないかとの批判が多く上がっています。
それに対し...、

「二重の値上げといいますか、あくまで制度に基づくものです。
燃料費調整制度はプラスになるだけでなく、安くなることもあります。
今回の値上げはその”燃料費調整制度”ではまかないきれない部分が上がっています。
その意味で料金改正をお願いしたいということです。」

...と東電は回答しています。
あぁそうですかと、素直に納得できるわけもなく、
近年の円高で推移している為替レートを考えると余計に、
いったい現在の純粋な燃料費はいくらなのか、具体的に提示して欲しいものです。
なんでもかんでも自分たちの利益として乗せた結果から料金を設定されたのでは
企業努力などという言葉が存在するはずもなく、たまったものではありません。
本当に、国民全員で料金不払い運動を起こしたいくらいですね。

安全とか安全じゃないとか、経済に影響するとか、そういった議論以前に
原発ありきのこの腐敗したシステム自体を根絶させる必要を感じます。
誰か、今の日本において、大ナタを揮える人はいないのでしょうか?
最近の政界の動きを見ていると、
真っ当な主張をしている人(すぐに名前があがってくる政治家)は
小沢一郎さん、河野太郎さんくらいしか思い当たりませんし、
こういう、まともな政治家が少ない現実に改めて落胆してしまいます。
でも、そういう政治家を選んでいるもの私たちですから、
国民一人一人が自覚を持って適切なジャッジの基に票を投じることが
より求められるということなんですよね。
政治家をまるで芸能人を見るかのような視線で見て、
握手されたとたんにファンになる(1票を投じる)ようなミーハーなオバちゃんが
少しでも少なくなることを願います。( ̄(エ) ̄)