
画像は、Mizkanの『「金のつぶ」 とろっ豆』です。
先日、この「パキッ!とたれ」とかいうパッケージのものを初めて買ったのですが、
ちょっと衝撃的(笑)だったので、話題にしてみました。


この納豆、ご覧のように、パッケージのフタのところにタレが仕込んであって
フタを二つに折り曲げて割ることで中身が出てくる仕組みになってます。
これって、ドレッシングとかマヨネーズで実用化されてた機構の応用みたいなのですが、
ただ、それらとは違って、フタ自体が(薄いとはいえ)それなりに厚みのある
発砲スチロール製なので、実際はかなり使い勝手が違いました。

フタの裏側。
この形状にかなり創意工夫がされているんだとは思いますが、
一般的なパッケージのように、納豆を覆うフィルムが入っていないので、
このフタの裏側に納豆が付いてしまっていることがまず残念ですねー。
でも、何と言っても、イラストに描かれているようには上手く行かないことが
ちょっと衝撃でした。

1個目のフタの裂け方。
中身の1/3くらいがテーブルに飛び散りました...orz

2個目のフタの裂け方。
1個目同様、中身が飛び散りました...しかも今度は服に...orz
そして、3個目でようやく飛び散ることなく無事に納豆に乗ってくれました。
成功率、約3割(笑)。
きっと、量産までにはかなり何度も検証をしたんでしょうけど、
この成功率の低さにはちょっと衝撃を覚えました。
推測するに、何度も何度も実験しているうちに、担当者や関係者はやり方に慣れて、
それなりにフタの割り方が上手くなってしまったんでしょうね。
そのために、このフタの根本的な使い勝手の悪さに気がつかなくなったのではと
そんなことを勝手に考えてしまいました。
どうも、発砲スチロールの微妙な弾力が割れると同時に中身のタレを弾く状態に
なっている気がします。
こういう新しいものって、初めて使う人がいきなり上手くいってはじめて
実用化のレベルに達したと言えるんじゃないかと思うのですが、
今回は久しぶりに衝撃を受けるくらい上手くいかず、
ある意味、逆に、かなりのインパクトを受けた商品でした。
みなさん、この納豆を食べる際には服を汚さないようにご注意下さい。