画像は、世田谷の某所、商店街につながる通りにある街路灯です。
今年新しく設置されたものなのですが、
支柱の低い位置に、足下を照らす「フットライト」が入っている街路灯は
これまであまり目にしたことがなかったので、ちょと新鮮な感じです。
...と思っていたら、下高井戸あたり（↓）でも「フットライト」付きの街路灯があるようです。
http://www.shimotaka.or.jp/activity/illumination
実際、だからといって、足下がとても明るいということはないのですが、
この部分が光っているという心理的な効果を感じます。
何というか、一応「光」をデザインしている感覚があって、
間接照明に近い感じで、実際の機能以上に価値があるように思います。
「人」の気持ちを考えていることがより伝わってくることもいいですね。
最近はこういった公共のものも、比較的よく検討されるようになったのかなと
改めて認識する機会になりました。
しかしながら、設置されている環境はひどいですね。
上の画像の場所はまだ比較的いい方なのですが、
多くのところは、電柱とともに無尽蔵に張り巡らせられた電線や電話線などと重なり、
せっかくの新しい街路灯なのにそれらに紛れてしまって非常に残念な状態です。
きっと、この新しい街路灯に気づいていない人もいるのではと思います。
工事をしている時に、どうせならLEDにすればいいのに...と思ってたら、
しっかりLEDになってました（笑）。
かなり明るい（輝度が高い）です。
下部のフットライトはカバーが厚いのか、上のメインの灯りと比べると暗めです。
これらがどこ（世田谷区？）の予算で作られているのか詳細はわかりませんが、
近年、エコを目的とした街路灯のプロジェクトがあちらこちらで進んでいるようで、
こういった街路灯のデザインも面白そうだなぁと興味を持ちました。
http://enjoji.air-nifty.com/office/2012/02/post-7395.html