医療機器 | hozys blog

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私hozys(管理人)の独り言のようなことを綴っています。
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日々のいろんなことを気軽にアップしています。

先日、消化器の検診を受けました。(特に問題はなかったのでひと安心です。)
その際に、昔、僕がまだ20代の頃にデザインに関わっていたこともあって
検査自体よりも久々に目にする超音波診断機の方が気になりました。
体にゼリーを塗ってプローブを当てるといった
検査の仕方そのものは特に変わっている印象はなかったのですが、
装置には大きな液晶画面が内蔵されたりしていて
機器のデザインという意味では当時とは様変わりしていました。
また、プリントアウトされた画像が非常に鮮明だったのにも驚きました。
こういった機器にお世話にならないに越したことはないのですが、
久しぶりに見て、(当然のことですが)この分野のデザインも
コンシューマープロダクト同様、進んでいることを実感した次第です。

$hozys blog-超音波診断機
旧型のものらしい、通路に置かれていた超音波診断機。
結構使い込んだ雰囲気がありました。

$hozys blog-古いクロッキー帳
20数年前の古いクロッキー帳。
その中は超音波診断機のスケッチでした。
この頃は板金の部品が多かったこともあって、
現在のものよりも直線的で、全体的にシンプルな構成ですね。
当時はよく油性のボールペンを使ってスケッチを描いていました。
若干裏写りしている感じが懐かしい...


しかしながら、同時に初めて経験した大腸カメラ(内視鏡)は、結構痛くてつらかったです。
2リットルも飲まないといけない下剤(ニフレック)も苦痛でしたが、
カメラが大腸の内壁に当たりながら進む感覚がこんなに痛いとは思いませんでした。
ドクター曰く、細身の体型の人は痛がる人が多いとのこと。
特にS字結腸部分などは、コーナーRが小さいので
どうしても余計に当たることになるから、"大きめのお腹"の人よりは痛みが出やすいとか。
メタボの人は楽だと(←あくまでドクターが)言ってました。

普段、デザインする時には、ユーザーであるドクターや検査技師と同様、
検査される患者さんの気持ちをよく考えて...なんてことを言っているわけですが、
超音波による検査はまだいいとして
この大腸カメラによる検査は、その最中にデザインのことを考える余裕など一切なく
ただただ油汗が出てくる状況でした。
いやぁ、これはできれば2度と受けたくない検査ですね。...ホントに参りました。