次の試合に備え合宿することにした



場所はもちろん沖縄だ




今回も与那覇も一緒に

そして東京から山本先生が身体のケアとご飯担当でサポートしてくれることになった




朝走った後山本先生の食べる朝食は最高に美味しい



合宿が終わってもいつでも試合できる状態をキープしつつトレーニングを続ける




そして10月頃大阪マラソンにもチャレンジした
去年も走ったのだが脱水症状で途中から足がつり大変なことになったので、
どうしてももう一度リベンジしたかったから



この年は去年の反省を生かししっかり水分を取って走ったため楽勝で完走することができた






そしていよいよ復帰第二戦が12月に決まる



 僕はジムに世界ランカーのみしか試合をしないと伝えていたためSバンタム、フェザー級の世界ランカーに声をかけてくれたみたいだが交渉がまとまらず、
その上のSフェザー級5位の世界ランカーと試合が決まった




今までSフェザー級の選手と試合をしたことももちろんないが、自分が世界ランカーとしかしないと決めたんだから文句は言えない




そして痛みは突如おとづれた
試合に向けて長い距離を走っ時に膝が痛い




若い頃は痛くなることがあったが年齢を重ねて痛くなったことなどなかった





原因は大阪マラソンが終わって3日目からランニングを始めたことで膝に負担をかけたこと


フルマラソンの後は一回しっかり休みリセットしなければいけなかった




神戸、大阪、東京といろんな所でいろんな治療をしてみたがロードワークを続ける限り痛みが治らないということで、
この試合ロードワークなしでやることにした




そのかわり走らなくても鍛える方法をb2ファクトリーで教えてもらい夜はジムワークをする




昔の自分なら焦っていたかもしれないが、
前回のケガやいろんなトラブルを乗り越えてきたからこそ焦りは不思議となかった



「怪我も実力のうち」


おかんから聞いたこの言葉が怪我をしても自分を納得させる言葉でもあった





そしてあっという間に試合前日の計量






ロードワークができなかったりベストコンディションではないかもしれないが、勝つしか前に進む道はない



振り返れば後ろはいつも崖なんだ





対戦相手と会って計量時はそんなに体格差はないと思っていた




しかし、試合になると食べる分大きくなる
ナチュラルなSフェザー級の身体なら尚更大きくなる




今まで感じなかった階級の違いを試合で体感することになる