こんばんは。

動物肖像画家のまつおよしこです。

 

今日は

先月お別れした

マールさまのお話(3)

 

TNRの予定だったマールさまを

我が家へお迎えした経緯をシェアします。

 

とても長くなってしまったので

お時間があるときに

お読みいただけますと幸いです。

 

その前に

マールさまのお話(1)

 

 

マールさまのお話(2)

 

 

 


 

幼い頃は

愛くるしいお顔だったマールさまも

お外での生活が長くなるうちに

眼光鋭いにゃんこへと変わっていきました。

 

 

この画像は2011年2月26日撮影だから

マールさまは

まだ1歳8ヶ月くらい…かな。

たぶん。

 

TNRを申し込んだのは2014年3月。

それまでにマールさまは

何度も出産していました。

 

マールさまは

なかなか上手く

子育てできなかったようで

少し成長した子の姿は

見たことがないんです…。

 

一度だけ

近所の壊れかけの小屋の中で

オッパイあげてる姿を

見たことがありますが

 

その頃…

本来ならば

まだ仔猫と一緒にいる時間が

長いであろう時期も

ずーっとうちのベランダで

ひとり寛いでいたりしてました。

 

仔猫の所に戻らなくていいの?

って話しかけても涼しい顔。

 

当時を思い返して

マールさま

どんな気持ちだったのかな?

って思うことがあります。

 


 

そんなマールさまが

またまた身籠もっていたときに

マールさまのTNRが決定しました。

 

相談していたボランティアさんから

「臨月の子から」

って言われたんです。

 

そんなーえーんって思ったけれど

仕方がないんですよねショボーン

 

手術当日

ご飯を食べに来たマールさまを

キャリーへ。

 

ここから出してって暴れるマールさまに

ごめんねショボーンって謝りながら

病院へ連れて行きました。

 

初めてのTNRで私も不安でした。

 

うちの子たちのかかりつけの病院は

指定病院ではなかったので

ボランティア団体指定の病院の中で

一番近い病院を選びました。

 

受付からその後のすべて

嫌な気持ちになりながら…

でも信じてお願いするしかない。

後ろ髪を引かれる思いで

一杯になりながら

歯を食いしばって病院を後にしました。

 

そして翌日。

仕事帰りに病院へ寄り

マールさまと、もうひとり

マールさまの姪っ子こつぶちゃんを

引き取って帰宅しました。

 

帰宅後すぐに晩ご飯。

集まってきていた他の子たちに混ざって

しっかりご飯を食べる

マールさまとこつぶちゃん。

 

その姿を見て

良かったーと安心したのも束の間

みんなが帰ったあとのタイルに

血がべったりと付いているのを見つけて

サーッと血の気が引きました。

 

誰か怪我してるの?ガーン

早く見つけないとあせるって思っていたら

なんとマールさまが戻ってきて

お腹をペロペロ。

 

何でお腹が血まみれなのー?ガーンガーンガーン

 

とにかく保護しないと。

このときのマールさまは

とてもおとなしく

キャリーに入ってくれました。

 

それから

すぐに隔離部屋の

ケージに入ってもらって

翌朝

かかりつけの病院へ

連れて行きました。

 

何ですぐに連れて行かなかったのか…

気が動転してたのか

ボランティアさんに連絡してたのか

そこら辺はよく覚えてないです。

 

出血が

止まっているように見えたから…

かな?

 

やっぱり分からない。

 


 

翌日

マールさまのお腹を見た先生が

「自分で食いちぎっとる」

っておっしゃったんです。

最初はね。

 

でもすぐに

「ん?」ってなって

ここからはちょっと割愛。

 

結局

マールさまが食いちぎったのではなく

縫合が不完全(雑)だったのです。

 

マールさまは

いったん開腹して

それから

綺麗に縫合してもらいました。

 

術後に伺ったお話では

止血も不完全だったと。

マールさまは

血が止まりにくい体質だったらしく

大惨事になってしまったようでした。

 

こうなると

こつぶちゃんが

心配になってしまいましたが

こつぶちゃんは大丈夫でした。

 

ちなみにこつぶちゃん

明日9月1日で11歳になります。

先日

半年ぶりくらいに

元気な姿を見せてくれました。

 

綺麗に縫合してもらった

マールさまは

1日入院して翌日退院。

 

そのときは

傷が癒えるまでうちでお世話して

それから予定通りリリース…

のはずでした。

 

びっくりマーク

予想だにしなかったことが

起こりあせる

そのまま我が家の一員になりました。

 

本当は

その「予想だにしなかったこと」まで

書くつもりでしたが

めっちゃ長くなってしまったので

次回に譲ります滝汗

 

こんな風に

想い出を辿るのも

グリーフ(ペットロス)ケアになります。

 


 

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 グリーフケア&ペットロスサポートやってます。

 

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