4月から、「2011年荒木飛呂彦執筆30周年」「2012年ジョジョ25周年」を記念して
荒木飛呂彦の公式サイトがオープンしています。
荒木飛呂彦は、たしかデビュー当時に手塚治虫がほめてたのを
映像で見たことがあります。
ジョジョが俄然面白くなったのは、山田風太郎の忍法帖ばりの
「スタンド」の概念を導入してからなのですが、それ以前も熱狂して
読んでいたものでした。
と、いうわけで、久々に「スタンド」登場以前の「波紋」の時代のジョジョを
読み返してみました。
「ファントム・ブラッド」。
やっぱり、面白い!
とくに奇人ツェペリ。
すわった姿勢のままでドーンと跳躍してみせたり。
ノミをたとえに出して、勇気を語るせりふとか。
ノミは人間に攻撃しかけてくるけど、それは勇気じゃない。
「『勇気』とは『怖さ』を知ることッ!
『恐怖』を我が物とすることじゃあッ!」
ディオには全然歯がたたないけど。