メテオラには修道院が20前後あるそうですが、現在公開されている修道院は6つです。
遠くから見ていると、どのようにして作ったのか、どこから入って行くのか、わかりません。ただ「空中に浮かぶ修道院」を実際にこの目で見て、宗教のためには死をも厭わない宗教者たちの情念を伺い知ることができました。
そもそもなぜこよのうな過酷なところに修道院を築いたのか。
それはギリシャ正教の迫害の歴史でもあるようです。トルコやローマカトリックの弾圧から逃れて、ギリシャ正教を守るために、信者たちはこのような過酷な場所に修道院を築いたのです。
11世紀にはすでに修行者が足を踏み入れましたが、最初はメテオラの奇岩にある自然空洞を修行の場にしていたそうです。その後時間をかけてこのような修道院が作られていきました。
修道院の中は、全て自給自足の生活ができるよう、大工道具から機織り、台所用品まで備え付けられています。また、教会にはギリシャ正教特有のイコン画が壁一面に描かれています。祈りの場は2つの部屋に分かれ、1つの部屋にははいかに酷い迫害を受けてきたのかが生々しく描かれてします。そして、もう1つの部屋は復活の場面。修行者たちは必ず救われるという思いを込めて描き続けたのだと思います。今回の参加者の中にキリスト教に詳しい方がおられて、その方から解説を聴きながら見学することができたのはとてもラッキーでした。
現在は修道院の近くまで来るまで行くことができますし、橋がかかっているので比較的楽に入ることができます。
ここから食料等を釣り上げます
標高差は500メートル
修道院の中に飾られたイコン画
食堂の様子
角度を変えてみると迫力が伝わってきます








