【清瀬校】塾対象説明会レポート⑰【日本大学第二中学校高等学校】

清瀬校の渡辺です。

日本大学第二中学校高等学校の塾対象説明会に行ってまいりました。

１．所在地とアクセス

東京都杉並区天沼１－45－33　電話03－3391－0223

JR中央線・総武線，東京メトロ丸ノ内線荻窪駅徒歩約15分

JR中央線・総武線阿佐ヶ谷駅徒歩約15分

西武池袋線中村橋駅 → 関東バス荻窪駅行き日大二高下車

西武新宿線下井草駅徒歩約20分

西武新宿線鷺ノ宮駅 → 関東バス荻窪駅行き日大二高下車

２．教育目標

・心身を鍛錬し，能力と個性を十分に伸長する。

・相互の信頼と敬愛を深め，進んで世人を愛する。

・自主性を高め，かつ互いに協力する精神を養う。

・自己の使命を自覚し，熱心誠実に努力する。

・規律と責任を重んじ，勤労をたっとぶ習慣を養う。

３. 中学校の学び

〇中学3年間の学習

中学校の授業は特に進度が速いということはなく，どの教科も基礎をしっかりと学習していく。大切なことは，授業に集中して取り組むことと，家庭学習の習慣をつけるということ。このふたつの習慣は高校の学習でも役立ち，さらに将来の学びにもつながっていく。中学校ではこのふたつの習慣が確実に定着するよう指導する。

〇カリキュラム

主要5教科は標準時間より多くの時間を割り当てている。特に，英語に週6時間を充て，うち1時間は英会話としてクラスを2分割し，ネイティブと日本人の先生がティームティーチングで進める。

また各教科とも，小テストとノートチェックを随時行い，授業内容の復習やノートの取り方の指導をくりかえし徹底し，確かな学力を身につけさせる。

４. 高等学校の学び

〇高校3年間の学習

高校では，得意科目の伸長と不得意科目の克服に重点を置き，自己の進路や目標に応じた学力向上を図る。高校3年生になっても，人文社会コースの生徒もきちんと数学を学び，理工・医療コースであっても国語を疎かにはしない。文理の畑を超えた幅広い教養と理解があってこそ，自分の進路を自分で切り拓くことができるからである。

〇カリキュラム

高校では，付属中学出身者と高校からの入学者を混合してクラス編成し，1年では芸術科目と男子武道を除いては，すべてが同一カリキュラムで学ぶ。2年次からは，「人文社会」「理工」「医療」の3コースに分かれる。基礎力の定着に加え，系統性・専門性をもった幅広い知識と教養を修める。3年次においても，限られた受験科目のみに偏ることなく，答えのない時代に即応できる豊かな人間性を養い，一人ひとりが多彩な進路選択・目標実現・自己実現を深化させていく。

５. 日本大学への付属推薦制度

日本大学への付属推薦制度は，大きく分けると以下の3つになる。日本大学の付属推薦制度では，以下に記載の「国公立併願方式」を除いて，他の大学や学校，進路先と併願はできない。高校3年生の10月上旬に付属推薦で出願するか否かを最終決定する。

①基礎学力選抜

日本大学基礎学力到達度テスト（2年4月・3年4月・3年9月の計3回）の順位によって希望の学部・学科に推薦される制度。付属推薦の中心となる制度で，付属推薦枠の全体7割程度の募集があり，ここには全学部・全学科が入る。

基礎学力到達度テストは日大系全付属校共通のマークシートの試験で，教科書中心の基本的な問題が出題される。

②付属特別選抜

高校内での推薦会議を経て，高校3か年の学内成績と面積・実技等により学部・学科ごとに評価される制度。付属推薦枠の全体3割程度の募集で，実施しない学部・学科もある。

③国公立併願方式

上記①基礎学力選抜と同様に，日本大学基礎学力到達度テストの順位によって希望の学部・学科に推薦される制度であり，国公立大学のみ併願できる制度。国公立大学（大学校を除く）に不合格の場合には必ず推薦された日本大学の学部・学科に進学する必要があり，他の私立大学や学校は受験できない制度。募集枠が少なく，実施しない学部・学科もある。

６. 2023年度大学入試合格状況

（卒業生429名）

〇過去3か年の現役生進路動向（％）

	日本大学	他大学	専門学校他	進学準備
令和5年	32.9	56.1	1.2	9.7
令和4年	34.0	53.5	2.3	10.1
令和3年	33.1	53.4	1.4	12.1

〇日本大学推薦合格者 129名

法学部 13名，文理学部 17名，経済学部 16名，商学部 10名，芸術学部 9人，国際関係学部 2名，危機管理学部 3名，スポーツ科学部 1名，理工学部 23名，生産工学部 12名，医学部 1名，歯学部 3名，生産資源科学部 16人，薬学部 3名

○国公立大　8名（既卒含む）

埼玉大 1名，筑波大 1名，東京大 1名，東京都立大 1名，静岡大 1名，諏訪東京理科大 1名，宮崎大 1名，琉球大 1名

○早慶上理　49名（既卒含む）

早稲田大 17名，慶應義塾大 3名，上智大 7名，東京理科大 22名

○GMARCH　154名（既卒含む）

学習院大 16名，明治大 27名，青山学院大 16名，立教大 14名，中央大 37名，法政大 44名

７．中学入試

〇男子過去5年間の入試状況

第1回	2020	2021	2022	2023	2024
志願者	272	305	268	213	202
合格者	99	90	88	89	89
実倍率	2.6	3.2	2.8	2.1	2.0
第2回	2020	2021	2022	2023	2024
志願者	401	419	403	352	342
合格者	44	43	55	58	55
実倍率	5.8	6.7	4.4	3.5	3.7

〇女子過去5年間の入試状況

第1回	2020	2021	2022	2023	2024
志願者	185	216	226	200	187
合格者	90	91	87	86	89
実倍率	1.9	2.2	2.3	2.2	1.9
第2回	2020	2021	2022	2023	2024
志願者	276	301	298	295	252
合格者	45	41	47	51	53
実倍率	3.6	4.4	3.9	3.3	2.7

〇正規合格ライン

・第1回入試　男子 193点，女子 186点（繰り上げ合格者　男子 12名，女子 10名）

・第2回入試　男子 193点，女子 184点（繰り上げ合格者　男子 9名，女子 8名）

〇2025年度入試（詳細は9月頃発表予定）

	第1回	第2回
募集人員	男子 80名，女子 80名	男子 40名，女子 40名
試験日	2月1日（土）	2月3日（月）
受験料	25,000円	25,000円
受験料	同時出願した場合のみ40,000円
試験科目	筆記試験（国語・算数・社会・理科）
合格発表（Web）	2月1日（土）～	2月3日（月）～
入学手続（Web）	2月1日（土）～2月3日（月）	2月3日（月）～2月5日（木）