SDGｓの研究テーマ例 前編
前回の11月24日の【ひばりが丘校】配信ブログ「SDGｓの研究テーマ例」の続きです。
SDGｓは世界をよりよくしていくための2030年までの目標です。目標は全部で17個。地球上の豊かな資源を未来に残し、今ある問題を解決して、みんなが幸せに暮らせる世界をつくるために、現在世界各国の人たちが取り組んでいます。
テーマは17個あります。
１．貧困をなくそう・・・
現在世界には76億人以上が生活していますが、そのうち7億人以上の人が1日1.9ドル（200円程度）未満のお金で生活しています。貧困とは「貧しくて生活に困っていること」。
この貧困が常態化すると、その日暮らしとなり、将来のことが考えられなくなります。
２．飢餓をゼロに・・・
現在、世界中で8億人以上の人は、必要な食べ物が不足し、栄養が足りない状態で生活しています。そのうち1億5千万人は、発育のために特に栄養が必要な5歳未満の子供たちです。
３．すべての人に健康と福祉を・・・
世界では適切な医療サービスを受けることが出来ずに多くの命が失われています。子供から高齢者まで、あらゆる世代の全ての人々が健康的な生活を送るために、病院などの施設、医療制度やサービスを整えていくことが必要です。
４．質の高い教育をみんなに・・・
世界にはまだ、子供の時から働かないといけないといった事情で、学校に行けず、小学校で習うような読み書きや計算を十分に教えてもらえない子供たちが沢山います。
住んでいる国や性別に関わらず、全ての人に良い教育を受けられるような環境整備が求められます。
５．ジェンダー平等を実現しよう・・・
日本では多くの場面で女性が差別に苦しんでいます。特に政治や経済の分野で他の国と比べてリーダーが少なく、また、家庭においても家事労働の分担で女性の方が大きいといった問題があります。
６．安全な水とトイレを世界中に・・・
世界では安全な飲み水を手に出来ない人が沢山います。水は生活を支える重要な基盤になります。安全な水がすべての人々に行き渡るようにすることが求められます。
７．エネルギーをみんなにそしてクリーンに・・・
石油、石炭、天然ガスなどの資源には限りがあります。また使用する過程で温室効果ガスを出し、気候変動を引き起こすとされています。環境を守り、この先も使い続けられるエネルギー確保のために、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの利用を広げていく必要があります。
８．働きがいも経済成長も・・・
人々の豊かな生活や、仕事が出来る環境を保っていくためには経済を成長させていく必要があります。一方で働きすぎや、不当に安い賃金で働かされるようなことがあってはいけません。働きがいのある人間らしい仕事と、経済成長を両立させていくことが求められています。
次回は「目標９．」以降を列挙していきます。
以前の9/4【ひばり校】配信ブログでもＳＤＧｓは取り扱いました。
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2021年11月26日 ひばりが丘校
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