言葉にしようもない感情を吐き出したいとき、
特に話すわけでもなく、電話を通じて感じるあなたの息づかいにどんなに癒されたことか。
会話らしい会話なんかじゃなくたって、温かな沈黙が流れるその間から
私の気持ちを汲み取ってくれた。
流した涙は温かく、体だけじゃなく間違いなく心も温めてくれていた。
というのもただの思い込みだったのかもしれない。
あなたは私にとってのすべてだったかもしれないけど、
私はあなたの日常の一部に過ぎない。
にもかかわらずその一部を最大限まで引き伸ばして私に与えてくれたのが事実だろう。
別に失ったわけではない、最初からそこには無かったのかもしれない。
なぜそこまでして私に時間を、労力を、愛情をつぎ込んでくれたのか。
一方で私は決してそれに満足することは無かった。
そしてそれ以上をいつも求めていた。
当時は15歳。
子供でいるのは嫌でたまらなかった。
早く大人になりたくて、背伸びの方法を模索していた。
On the otherhand, I was really frightened to become a woman and regarded as so.
小さな子供からおねえちゃんと呼ばれてきた時期は終わり、「お姉さん」と呼ばれるようになった時。
少し怖くなった。
あなたを初めて見たのはどこであっただろう。
また夕方に起きた。
だいたい出勤の2時間前。
量販店で買った間に合わせの固めのパイプベッドに薄い敷き布団、腰痛に耐えながら
ごおごろしているとそのくらいの時間になる。
残暑は過ぎ去ったようで長めのキャミワンピ1枚で寝ていたせいか、少し体が冷えたよう。
冷蔵庫から缶コーヒーを出し、ベランダに向かう。
煙草ケースから残り1本になったマルボロを取り出す。
そして思う。昨日のこと。
なぜ恵美は吸うようになったのか?
二十六になった今、二十歳の頃の自分を思い出そうとしているうちに、
根元まで吸ってしまった。
それから歯を磨き、顔を洗って念入りにならざるを得ないスキンケア、
パックをしながらスーツのパンツをはく。
無理矢理スイッチを切り替える。こうやって今日も”いつも”を
繰り返す。
日常にスパイスなんか求めなくなっていた。
だいたい出勤の2時間前。
量販店で買った間に合わせの固めのパイプベッドに薄い敷き布団、腰痛に耐えながら
ごおごろしているとそのくらいの時間になる。
残暑は過ぎ去ったようで長めのキャミワンピ1枚で寝ていたせいか、少し体が冷えたよう。
冷蔵庫から缶コーヒーを出し、ベランダに向かう。
煙草ケースから残り1本になったマルボロを取り出す。
そして思う。昨日のこと。
なぜ恵美は吸うようになったのか?
二十六になった今、二十歳の頃の自分を思い出そうとしているうちに、
根元まで吸ってしまった。
それから歯を磨き、顔を洗って念入りにならざるを得ないスキンケア、
パックをしながらスーツのパンツをはく。
無理矢理スイッチを切り替える。こうやって今日も”いつも”を
繰り返す。
日常にスパイスなんか求めなくなっていた。
鬱陶しい朝日をよそに、眠る努力をする。
発泡酒による酔いはとっくに覚め、夜中の田舎の中心部に繰り出した。
人と会うのを避けてた長期休暇だった。
久しぶりの仲間とのカラオケ。親友がフリーになった。
失恋ソングでひたすら笑い飛ばす。
朝まで起きて、昼中寝ているのは常であった。ここ最近。
オールきついか。と思ったけど一人でいるよりよっぽど有意義であった。
マルボロとラキストの匂いが部屋を満たす。
かつての男の味を偲んで、シンガーの歌詞に思いをのせたりのせなかったり。
コーヒーを飲んだことを悔いる。
きっと夕方にはいつもの”日常”が始まる。
より幸せに、とか。
もっと楽しく、とか。
さらに充実した、とか。
そいうものを一切捨て去ってここまで来て、不思議にも虚しさがない。
忙しいという意味では充実してたかもしれない。
ゼミや講座のメンバーに恵まれたという意味では幸せだったかもしれない。
楽しむ力が強い人間に囲まれた。
でも一人になったとき・・・。
今日も朝刊を読みそびれるのか。
過去に見据えた将来の中に、今もう足を踏み入れてるのだろう。
でもそろそろね、語ることものを増やすのもどうなのだろう。
なんだかんだ私の心は未だに慎吾の腕の中にいる。
それは4年たっても変わらないことだし、これからもそうだし、
変える気も無い。
恋されたのは事実だし、何らかの感情も横たわっていた。
その本質を突きつめるつもりはないけど。
帰り道、吹く風は少しばかり涼しくなっていた。
雨上がり、ほんの少しなめらかな心地。
秋になったから、誰か欲しいなんて言わない。
発泡酒による酔いはとっくに覚め、夜中の田舎の中心部に繰り出した。
人と会うのを避けてた長期休暇だった。
久しぶりの仲間とのカラオケ。親友がフリーになった。
失恋ソングでひたすら笑い飛ばす。
朝まで起きて、昼中寝ているのは常であった。ここ最近。
オールきついか。と思ったけど一人でいるよりよっぽど有意義であった。
マルボロとラキストの匂いが部屋を満たす。
かつての男の味を偲んで、シンガーの歌詞に思いをのせたりのせなかったり。
コーヒーを飲んだことを悔いる。
きっと夕方にはいつもの”日常”が始まる。
より幸せに、とか。
もっと楽しく、とか。
さらに充実した、とか。
そいうものを一切捨て去ってここまで来て、不思議にも虚しさがない。
忙しいという意味では充実してたかもしれない。
ゼミや講座のメンバーに恵まれたという意味では幸せだったかもしれない。
楽しむ力が強い人間に囲まれた。
でも一人になったとき・・・。
今日も朝刊を読みそびれるのか。
過去に見据えた将来の中に、今もう足を踏み入れてるのだろう。
でもそろそろね、語ることものを増やすのもどうなのだろう。
なんだかんだ私の心は未だに慎吾の腕の中にいる。
それは4年たっても変わらないことだし、これからもそうだし、
変える気も無い。
恋されたのは事実だし、何らかの感情も横たわっていた。
その本質を突きつめるつもりはないけど。
帰り道、吹く風は少しばかり涼しくなっていた。
雨上がり、ほんの少しなめらかな心地。
秋になったから、誰か欲しいなんて言わない。