「え?それ出しませんでした?」
珍しく敬語を使いやがる。
「リライトのリライトだよ?」
「え、出さなかったっけ?」
もらった覚えはない。ただ、それを押し通すのは違う。
添削物用ファイルをひっくり返しても、あいつに提出してもらったのは前回と前々回の要約文だけ。
「そう。わかった。もう一回探してみるね。」
なんだか不服そうな表情。
今日はお互いにだめであった。
志望のC大学の過去問がボロボロだとわかる一週間前のことであろうか。
センターマークの得点率が高いことに安心と、自分の授業の存在価値の薄さを感じていた頃だった。
「果たしてこんな予習、意味をなすのだろうか?」
そう自問自答し、深夜のファミレスで過去問を解き続ける。
お盆休みでさえ、すべて薄給のこの仕事の準備に費やした。
ぎちぎちに予習すると、かえって調子が狂うこともある。
また準備無しだと、言うまでもなく授業は崩壊
例え何とかなっても、非効率ノーリターン以外の何物にもならない。
「ねぇ、そこの漢字そうだっけ?」
あいつに指摘される。
「え・・・。」
「万いるっけ?」
”八百長”がいつのまにか800万長に。
「すいません。」
「はい、ここの段落は就職活動の例を引き合いにだしてるけど・・・
この根底にあるのは他人を蹴落とそうとする言説。それがこの行に書いてある・・・・。
よし、まとめます。」
「どう書けばいいですか?」
論点を図示して整理する。
「大事なのは、あれ、ちょっと待て。」
「横、”就”じゃなかったですか?」
「え、待って。」
国語辞典で”ける”を調べる。
情けない。
確かに、”蹴”であった。
どっちが講師なのかわからない。
これは単にアホなのだろう。決してド忘れではない。
原稿用紙、そして手書きをさぼっていたつけならまだ幸いだ。
恥ずかしい。
授業終了10分前。
「昨日ね、帰ったら・・・・・・・・・。」
あいつがまたなんかべらべらしゃべっている。
内容はよく覚えていない。
恐らく適当に相槌を打って報告書を記入しながら、自分の授業の反省タイムを始めていたのではないか。
「ねぇ、ごはん食べて来ていい?」
「おお、行ってくれば。」
寂しい表情をして教室を出て行こうとした。
「ねぇちょっと!」
あいつが立ち止まる。
「模試申し込んだ?」
「あ、まだだ。」
笑ってごまかすのは、つまらないことだけにしてほしい。
事実、私は笑い飛ばした人間だ。つまらない、とるに足らない自分の軌跡に。
※いつも御覧頂き誠にありがとうございます。この先には若干の性的描写がございます。18歳未満の方及び不快に思われる方は、読み飛ばして頂きますようお願い申し上げます。
キスの後、ブラジャーを外され、すべて剥き出しになった私の上半身に
一瞬だけ視線を感じる。
左側からか、右側からかは、忘れてしまった。
歯をかけ力強く吸い上げられた。
幼いながら、「ずっとこうしたかったんだね。」
と無言で慎吾に語りかけたのを覚えている。
反り上がった背中を慎吾が撫でる。
いつもはチョークを持っているその手で。
ベッドに誘導され、すべてをさらす。
太ももに手が伸びる。
閉じていた脚を広げられる。
見たこともないようなその表情。
ただ下品さは感じなかった。
「身体、やわらかいな。」
「昔はもっと開いたよ。」
「どうして辞めたの?」
「太っちゃったし。こんな身体じゃ。」
「いい。」
太ももから骨盤にかけキスをされる。
唇がヒップを這って、背中に向かってくる。
「気持ちいい?」
「・・・まだ、よくわかんない。」
今度は舐めてきた。
「どこがいいの?」
左手が同時に内腿を目指す。
少し恐怖を感じた。
「おいしい?」
「うん。」
手首をつかまれた。
「さわって。」
「え?」
慎吾が私の手を誘導する。
「そう。そうだ。上手だ。」
こんな場でもほめられるのは何だか変な気分。
「乗っかって。」
慎吾が私の胸をわしづかみする。
「エロい身体だね。」
指が下に迫ってくる。
「いや!」
でも無理だった。
痛みは皆無で、私の身体はその指を受け入れていた。
上下するたびに神経に電流が走る。
何かが解放されるのを感じる。
「大人になったな。」
慎吾の顔は冷静だった。
たった指一本で私を好きなように操る。
「欲しいか?」
恥ずかしさなのか、でも少しの悔しさと、
もっと私をどうにかしてほしいという
何なのかわからない感情
「来い。」
腰をつかまれ、持ち上げられ、慎吾を迎え入れた。
「すごい・・いい・・最高だ。」
浅く、ゆっくりと私を浸食する。
さきほど唇で触れられた部分でさえ、快感が走る。
そして、だんだん奥まで・・・
「先生!!」
キスの後、ブラジャーを外され、すべて剥き出しになった私の上半身に
一瞬だけ視線を感じる。
左側からか、右側からかは、忘れてしまった。
歯をかけ力強く吸い上げられた。
幼いながら、「ずっとこうしたかったんだね。」
と無言で慎吾に語りかけたのを覚えている。
反り上がった背中を慎吾が撫でる。
いつもはチョークを持っているその手で。
ベッドに誘導され、すべてをさらす。
太ももに手が伸びる。
閉じていた脚を広げられる。
見たこともないようなその表情。
ただ下品さは感じなかった。
「身体、やわらかいな。」
「昔はもっと開いたよ。」
「どうして辞めたの?」
「太っちゃったし。こんな身体じゃ。」
「いい。」
太ももから骨盤にかけキスをされる。
唇がヒップを這って、背中に向かってくる。
「気持ちいい?」
「・・・まだ、よくわかんない。」
今度は舐めてきた。
「どこがいいの?」
左手が同時に内腿を目指す。
少し恐怖を感じた。
「おいしい?」
「うん。」
手首をつかまれた。
「さわって。」
「え?」
慎吾が私の手を誘導する。
「そう。そうだ。上手だ。」
こんな場でもほめられるのは何だか変な気分。
「乗っかって。」
慎吾が私の胸をわしづかみする。
「エロい身体だね。」
指が下に迫ってくる。
「いや!」
でも無理だった。
痛みは皆無で、私の身体はその指を受け入れていた。
上下するたびに神経に電流が走る。
何かが解放されるのを感じる。
「大人になったな。」
慎吾の顔は冷静だった。
たった指一本で私を好きなように操る。
「欲しいか?」
恥ずかしさなのか、でも少しの悔しさと、
もっと私をどうにかしてほしいという
何なのかわからない感情
「来い。」
腰をつかまれ、持ち上げられ、慎吾を迎え入れた。
「すごい・・いい・・最高だ。」
浅く、ゆっくりと私を浸食する。
さきほど唇で触れられた部分でさえ、快感が走る。
そして、だんだん奥まで・・・
「先生!!」
晩ご飯は居酒屋。
これを何日続ければいいのか。
昨日の深夜に焼き鳥を食べてから、何も食べていない。
恐らく今日も教室開室には間に合わなかったのではないか。
なぜなら電話が通じなかった。
生徒さんを待たせるなど、あってはならないこと。
実際にもうすでにあったからこそ、なおさらあり得ない。
シャワーを浴びる気力さえ失い、朝方に爆睡。
ガストのボリュームモービングセットでも食べたい気分であったが、
諦めて出勤。
授業は15時からだったが、14時に出勤。
本当はもっと早く来るべきだったのか。
いや、何だかおかしい。
途中空き時間を見つけ、喫茶店に逃避し事務作業。
新人のホールスタッフがいたため、サンドイッチもろくに出てこないと判断し
アイスコーヒーとマルボロでごまかす。
「先生、政経やばい。」
「今どの時代やってるの?」
「えーっと・・。」
「戦後かい?55年体制?レッドパージ?学生運動始まったかい?」
「なんかどっから手つけていいかわかんない。」
お昼はカレーを食べたという女子高生。
筆入れの中はプリクラと友達からの愛あるらくがき?(笑)にあふれている。
「応仁の乱とか。」
「ずいぶんさかのぼるね。」
あとからわかったが、政治経済は使わないとのこと。
彼女が意味していたのは、某大学の日本史がやばいとのこと。
「先生辛いの好き?」
「うん、好きだよ。」
「あそこの店知ってる?」
彼女が出したその店。
どうやら評判らしい。
その厨房で働いてる人間は通路を挟んで後ろのブースで自習をしている。
「知ってる?」
「名前だけ。」
スープカレーの話に無理矢理切り替えた。
これを何日続ければいいのか。
昨日の深夜に焼き鳥を食べてから、何も食べていない。
恐らく今日も教室開室には間に合わなかったのではないか。
なぜなら電話が通じなかった。
生徒さんを待たせるなど、あってはならないこと。
実際にもうすでにあったからこそ、なおさらあり得ない。
シャワーを浴びる気力さえ失い、朝方に爆睡。
ガストのボリュームモービングセットでも食べたい気分であったが、
諦めて出勤。
授業は15時からだったが、14時に出勤。
本当はもっと早く来るべきだったのか。
いや、何だかおかしい。
途中空き時間を見つけ、喫茶店に逃避し事務作業。
新人のホールスタッフがいたため、サンドイッチもろくに出てこないと判断し
アイスコーヒーとマルボロでごまかす。
「先生、政経やばい。」
「今どの時代やってるの?」
「えーっと・・。」
「戦後かい?55年体制?レッドパージ?学生運動始まったかい?」
「なんかどっから手つけていいかわかんない。」
お昼はカレーを食べたという女子高生。
筆入れの中はプリクラと友達からの愛あるらくがき?(笑)にあふれている。
「応仁の乱とか。」
「ずいぶんさかのぼるね。」
あとからわかったが、政治経済は使わないとのこと。
彼女が意味していたのは、某大学の日本史がやばいとのこと。
「先生辛いの好き?」
「うん、好きだよ。」
「あそこの店知ってる?」
彼女が出したその店。
どうやら評判らしい。
その厨房で働いてる人間は通路を挟んで後ろのブースで自習をしている。
「知ってる?」
「名前だけ。」
スープカレーの話に無理矢理切り替えた。