ぶっ通しで働いた。
正午に教室を開けた。
今日は特別14時から授業があった。
それにしても社員より週の教室滞在時間は長い。
レッドブルの効果はこんなにも続くのか。
リズミカルに進んだ。概ね満足している。
大学受験の授業を中心に、22時まで突っ走った。
16時を過ぎてもあいつが来ない。
今日は週に1回、英語の唯一の授業なのに。
そんなことを気にしてないような素振りをして、教材をコピーする。
その一時間後、教室に姿を見せた。
何だろう、その後ろめたさそうな表情は。
まぁいい。
きっと家でもろくに勉強してないだろう。
もしくは家で今日までの宿題を一気に片付けようとしたのか?
「ではテスト前、しっかりプリント確認してね。
forestでチェックした表、ノートに写しておいてね!それでは頑張って!」
現役生の授業を終えた。よくぞここまで続いたものだ。
「はい、お待たせ。どこまで行った?」
「全部終わった。」
「素晴らしい、得点は?」
「まだ解答もらってない。」
「あ、そうだった。」
「3と4はあれ、3までしかもらってない。」
「あ、ごめんなさい。」
コピーする時間は無い。
「明日でもいいよ。」
「ありがとう、明日渡します。じゃ、読み上げるから丸つけてね。」
センター系の予想問題。
正解番号を読み上げるのを追って、あいつが快調に丸をつける音が響く。
午後9時。
最後の一コマ。全速力で駆け抜けた。