つけ 4 | Startin' over…
夜の8時過ぎから、閉店の23時まで居座った。
格安コーヒーチェーン。
ブラック企業と言われているが、客層もブラック企業勤務なのではないか?

私大の問題をナメてかかっていたことに反省する。
正直、ガチで志望校の過去問ばかりをやっていたあいつに
出題傾向の知識は勝てる気がしない。
自分のやり方では通用しなくなっている。
商品として失格だ。

ひとまず一年分は解いた。
このペースで行けばあと4年分は行ける。いってやる。
同時にセンターとネクステ分析さえすれば、少しは今っぽい感覚はつかめるだろうか。

だけど、講師として自信が無い。
実を言うと今までの担当生徒さんの志望校は皆、あいつが受けたいところよりも
下のものばかりだった。
いけないことだが、ぶっつけで授業することも可能だった。
今時期になってやっと、与えられた仕事の重さを思い知る。
またあいつが行きたいのは私の母校でもある。
足下をナメていた。

先日も、英語と現代文で地雷を踏んだ。
恥ずかしいことだが、ぶっつけで臨んでしまった。
前回授業で、何も指示しなかった自分が悪い。
しかも、そんなに出来は悪くなかった。いや良かったのだ。
論点整理も解答と本文の結びつきも十分に説明できなかった。
お金を頂く資格が無い。
糞講師である。

信頼は失っただろう。
それがわずかなものだったとしても、許されないことだ。
これを取り戻すのに半年はかかるだろう。
もしかしたら一生無理かもしれない。
ただただこの休み期間、問題を解き続けるしかない。