I walk behind summer.5 | Startin' over…
ポテトサラダに、大量のゴマドレッシングをかける。
本日一食目。盆踊りに疎外され、お金を下ろせなかったのだから仕方がない。

牛丼屋にパンツスーツで女一人。
とてつもなく自分らしいと感じ、無駄に悦に入る。
10分ほどで平らげ、路地裏で一本煙をふかし、教室に戻る。

「戻りましたー。」
あいつの姿はまだ無い。

デブからにどうでもいい確認業務。
適当に、そして即座に対応し家庭連絡。
数学から英語への変更。事前に日程調整さえしていれば問題無かったのに。

「おかえりなさい。」
すぐさまあいつが戻って来た。
あたかもいっしょに休憩していて、わざとらしく時間をずらしたかのようなタイミング。

もう少し業務を続ける。
その合間を縫って自習フォロー、生徒さんへの声かけ。
新しい講師からの授業の相談。
その後前回の論説文の要約を書き上げる。こんなもの生徒さんに渡していいのだろうか。
迷うのは数秒で、結局印刷した。

「ちょっと、添削いいかい?」
「あ、はい。」