成長するには辛いことがいっぱいあると思います。


話は変わりますが、

「磨く」とはヤスリで傷をつけること、

細かいキズをつければつけるほど、

石はピカピカに光ってきます。

これは成長することと似ています。



たくさん、失敗して、そのたび傷ついて

それを繰り返し人は初めて成長していく。

その傷が多ければ多いほど、どんどん輝いていくのです。

ですから、今は辛いかもしれません。

でもその傷がいずれあなたを輝かす大きな財産となるでしょう。


どんどん傷つきましょう、

傷ついたぶんだけあなたは輝きを増していきます。

あなたは磨かれる前の原石なのです。

傷ついて、傷ついて、輝いていきましょう。
最近の子供たちを見ていて思うことがある。

勝負事において

負けてもあまり悔しがるという姿をあまり見かけない、

悔しいと思う子供が少ない

これはしっかりとしたデータでも出ていることである


実際に私の身近にいる子供たちを見ていてもそうだ、

そして、直接本人に

負けたことが悔しくないのか?

と聞いてみても、

「別にくやしくない」という



これは聞いていて、正直驚いた。

たしかに今の社会がそういう傾向にあることはいなめない

競争社会が良くないからといって

教育では競争をなくし、順位をつけない、

みんな平等なのだと、そういったふうに教育を行なっている。


しかし、本当にそれでいいのだろうか?

社会に出たら、そんな甘い考えでは絶対にやっていけない、

そのように甘やかすから

社会人になっても、ニートだフリーターだと言われる人たちが生まれるのだ


社会に出たら誰も守ってくれない、

資本主義のなかでは絶対に競争は必要なことなのだ

それなのに、現在の教育では競争は良くない、

自分は自分なのだから、他人と比較するのはよくないと言う

そんなの綺麗事にしかすぎない。

そしてそれは結局は親のエゴでしかないのだ、

将来的に苦労をするのは子供たちなのだ

それを多くの人は分かっていない。

このまま行ってしまうと

どんどん日本社会はダメになっていく一方だ

これは確実に言えることだ。


だから今からでも遅くないので、

これは絶対に変えていかなければならない、

本当に子供のタメを思うなら

厳しい競争社会に小さい頃から

慣れさせないといけない、

訓練もナシにいきなり社会に出て

厳しい競争社会では現代の子供は決して生きることはできない。

だから、すぐに会社をやめたり、自分に自信を持つことができなくなる。



競争社会に生きて、他人と競争して、

そこで負けて悔しい思いをして、どうしたら相手に勝つことが出来るのか?

それを考え、そして試行錯誤したうえ

相手に勝つ、

そうすることにより自分に自信を持つことができ

自分にはこんな力があるのだと実感することができる。

どんどんいいスパイラルになっていく。



ですから、子供たちはもっともっと負けず嫌いになるべきなのだ。

くやしい思いをしてこそ、本当の意味での成長ができると思う。

子供をあまやかすな、厳しく育てろ、

それが私の持論だ。
世の中、嫌なことがたくさんあります。

人生楽しい事ばかりではありません。


時には、イラッとすることもあると思います。

自分が怒りを憶える事はたいがい他の人も怒りを憶えます

逆に人が憤りを感じたり理不尽に感じる事は、

自分にとっても理不尽なことです。


ですから、人が何か困っていることがあったり、悩んでいたりしたら

まず、自分の身になって考えてみましょう。

自分だったらどのように、感じるか?

自分だったらどうしてほしいか?

そのように考えることにより

どうしたらいいかという解決策を見出すことが出来るかもしれません。



自分の身になって考える事とついになっている考え方として

相手の立場になって考えるということもあります。

もし自分が相手と同じ立場にたったらどう考えるか?

そうすることにより、相手の考えていることや、相手の気持ちを理解することができる。

それをしないで、ただ自分だけの考えで

相手に接してしまうと、そこで相手との感覚のズレが生じ

相手のためを思ってしたことが、逆に相手を怒らせてしまうこともあります。


ですから、大事なのが

自分の身になって考えることと、相手の立場になって考えること、

言うのは簡単ですが、これを実行に移すのがなかなか難しいのです。

しかし、これを頭の片隅に入れておくだけでも

いざ、こういう状況に自分が置かれたときに、

人呼吸おいて、冷静に対応することができるようになるかもしれません。

とにかく、何事に対しても相手の立場に立ってみましょう。

そうすると見えてくるものがあると思います。