鬱になってから、人生は大きく変化した。せっかく入った会社も続かず、人間関係も何も上手くいかなくなった。鬱がなければ‥何度そう思ったことか。
しかし、この考え方は間違っていることを、今は確信している。鬱になったのは、それまでの自分の生き方が自分に合っていなかった、ただそれだけの事。小さな頃から愛情不足&こうでなければならない思考に支配される人生だった。そんな中、学生生活を乗り越え、就職を乗り越え、第一志望の会社に遠回りしながらも辿り着いたが、その頃には既に完全にど鬱状態。結局、その後数年間は、社会的にも死んでいたも同然だった。そして、その廃人生活を脱出し、社会復帰して数年経った今だからこそ分かることだけど、自分らしく生きる事がいかに大切か、それを教えてれたのが鬱だという事が分かった。
鬱になっている人、時々体調がおかしくなる人、自己肯定感が持てない人、そして、希死念慮が頭から離れない人。今の自分の生き方は、本当に自分が望んだものなのかどうか、考えてみるタイミングなのかもしれない。
学生時代は楽しくなかったが、今はかなり楽しい、というか面白い。色々あるけど、自分次第で道は拓けるので、やはり大人の方がずっと良いと感じている。今の仕事は、自分一人だけ勝手にさっさと辞めるわけにもいかない状況なので、少しずつ独立準備を進めている。予定よりは少しずれ込んでいるが、まあそれも良しとしよう。その方が、より良い形でスタートがきれる可能性も出てきたので。