こより を 作ってみた。 |    漢オトコの 手仕事 /作成/修繕/コツ や 小技

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◆ 完成写真

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◆ 材料 と 道具

・ フリーペーパー ( フリーマガジン ) 数冊
・ Pentel 液状のり
・ 金属製の 定規
・ アルミ線 _    太さ 1. 5 mm  × 約 1 m  
           その後、太さ 2 . 5 ミリ を使用


◆ 道具 _ 付記

アルミ線は、よじる事で剛性をあげ、全長 45 センチにしました。
あとで、こよりを抜き取る関係で、一方は切り落とし、
ヤスリで先端を丸めて、怪我をしない様にしています。



◆ 工程

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 フリーペーパーの、ホッチキスをラジオペンチで抜き取り、
横方向に   1/3 の幅ずつに切り分けています。
( その後、4~4 . 5 センチ幅に変更。)
この時、ハサミやカッターを使うよりも、金属製の定規を使う方が、安全 かつ、手早いです。固い表紙部分は捨ててしまいます。
 ちなみに、新聞紙のように表面がザラザラした、安っぽい紙の方が、後の作業性や塗装の乗り具合が良いです。



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 こよりを巻き始めています。巻き始めの頃にも、少し糊ノリを付けておくと、後から撚り ( より ) が緩むのを防止できます。

 角度は、この様に 10 ~15度くらいが良いでしょう。
なるべく長いサイズのこよりの方が、あとから継ぎ足す回数が少なくて済みます。


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 巻き終わりの写真です。
のり付けして固定化した後、アルミ線を左方向に抜き取ります。
 ちなみに、右方向に抜きとっていた事も有ったのですが、それですと、こよりの太さが、頭と尻で違ってしまう事も多く、見た目も作業性も悪くなり、バラ付きが出て歩留ブドマリが悪くなります。


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ヨリが戻らない様にするために、のり付けした部分を指で押し潰しています。


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その後、使用するアルミ線は、太さ 2 . 5 ミリのを一本使用する事に変更。
よじったモノは、それだけ抜き取る時の抵抗が増すので、やめました。


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 ちなみにこれが、頭と尻尾の写真です。
これ位の幅だと、後に編みこむ時の作業性も、完成時の見た目も良い様です。


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 ついでに、こより同士を連結する手順も紹介します。
尻の部分を二つ折りにして狭める事で、頭の部分に入りやすくします。
ハサミで、挿入口を切る人もいますが、それは少し手間です。


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あとは、のりを少し付けて、頭部分に差し込めば、ピッタリ太さも揃って連結されます。

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 この様に、市販の 100均のクラフトテープを用いても良いのですが、好みの幅や固さのテープが欲しくなり、自作してみた次第です。
こより自体の材料費はゼロ円ですが、色付けすれば塗装代がかかる事となります。


◆  付記 p . s .

こよりに用いる紙の幅は、5センチを超えると巻き辛くなり、あとで編みこむ時も強度が強すぎて、作業性も見た目も悪くなると分かりました。大体、4 センチ位が良いようです。


◆ おわりに

 「こより作り」と聞くと、なにか江戸時代の内職を思い出したりもしますが、何かの動画やテレビ、ラジオでも視聴しつつ、こより作りを行うと、気を散らす事ができて気疲れが減ります。ちなみに筆者は、語学や囲碁、経済関連などの動画を視聴しつつ、こよりを作っています。ちなみにイチローは、人と喋りながらボールを投げる事をしており、これも気を散らす効果を狙ってるそうです。


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