稀に、
「その写真、綺麗ですねー。どうやってるんですか ?」
といった意見を見たりします。
自分の場合は、
加工ソフトによる修正をかけている事がほとんどです。
ちなみに、使ってるデジカメはホームセンターで安売りされてた、
一万円前後の、型落ちの古いモノ。
今の最新機種に比べれば、
粒度が粗く、ザラつきが目立ち、鮮明さがイマイチです。
ただ、写真一枚の情報量は少なくて済むので、
加工ソフトでの修正時も、早く済み、メモリーやら、
ネット上での記憶容量を圧迫しにくくて済みます。
◆ 実践
・ デジカメの設定 → 写真のサイズは、大きめにしておきます。
自分は、画像モードは、最大の2592にしています。
小さめの写真となる、640 といったのは、
少ない数の粒子しか記録されなので、
粒ツブの粗い、ザラザラした見辛い写真となってしまう。
・ まずは手ブレをおさえる。
自分は撮影時、
顎アゴに、デジカメの左下端をあてたり、
孫の手やショベルなど三脚の代わりになるモノを探し、
極力、手ブレを押さえるようにしています。
手ブレしちゃった写真は、どうにも修正しようが無い事が多いです。
↓このソフトのシャープ機能を使っても、イマイチです。
・ 写真加工ソフトを使う。
自分はそこそこ機能が充実していて、無料ソフト、
他のソフトより動作も軽めという事で、
Paint.NET というソフトを使っています。
http://www.getpaint.net/
・ まずは、サイズの変更から。
色んな補正をしてから、最後にサイズを小さく変更する順番だと、
えらく見辛い写真となりがちなので、
一番最初に、サイズ変更から入ります。
自分はブログ用に、大きくても、幅450ピクセル以内にする事が多いです。
・ 明るさとコントラストの修正
自分は、暗すぎる部分が無いか、
逆に明るすぎやしないか、
コントラスト→ もうすこし明暗の差をクッキリさせるべきなのか・・
といった点を修正します。
大抵の場合は、明るさもコントラストも、+10%くらい足す事が多いです。
調整(A) 明るさ / コントラスト
・ さらに輪郭をクッキリ、シャープにする。
Paint.NET なら、効果(C)→ 写真→ シャープ と進む。
自分は、2か、3の度合いで、
ほんの少し輪郭線を際立たせる事が多いです。
・ 余計な、ザラつきを消去する。
Paint.NET なら、効果(C)→ ノイズ→ ノイズ除去 と進みます。
・ 以上、修正が終わったら、jpeg では無くて、png 形式で保存します。
jpegは、写真サイズが小さく圧縮されはするが、その分画質は劣ります。
なので、名前をつけて保存する場合、png 形式を選択しています。
◆ 余談
自分は、ブログに載せる写真や、
Windows Movie Maker での動画作りで使う写真は、
上記の加工処理以外は、した事が無いです。
↑これが、修正後の完成写真。
もとはコンピュータ画面が、やけに暗めで、あまり見えず、
キーボードの溝の汚れも写り、
細かい埃ホコリの様なザラツキの有った写真でしたが、
まあ、満足いく仕上がりまでもっていけました。
◆ 更に、上級へ・・
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こうなってくると、
同系統の色 ( この写真だと茶系統だけ) で、まとめるとか、
空間も絶妙の割合で、足しておくとか、
遠近法の焦点をどこに持っていくかとか、
際立たせたい所以外は、一眼レフ・デジカメの機能で、あえてボカすとか、
あえて分かりにくい写真とし、印象派的にするとか、
アマの逆で、プロ写真家的に、軽い逆光の条件下+反射板で撮影するとか、
一眼レフの技術や、美術的な知識も織り交ぜる事になります。