春が終わる (連休5日目) | お日様母さん ― 晴れのち曇りそして雨 ― がんとの闘い

お日様母さん ― 晴れのち曇りそして雨 ― がんとの闘い

私の母親が突然「がん」と診断された。「がん」と闘い、一生懸命に生きた母と後悔ばかりの子の闘病生活を綴る。そして、2018年ついに私自身にも「がん」との診断が…。

昨日 5/2 日は晴れて暖かい…というより蒸し暑さを感じる気候だった。特に夕方を過ぎたころから、窓から入って来る風に何となく湿気を感じた。あの梅雨時のベチョッとして嫌な感覚だ。

 

天気予報では5/3日の午後から天気が崩れるという予報となっていたので、もしかしたら午後から雨が降るかもしれない。案の定、5/3 日の朝は曇り空だった。

 

陽も当たらなければ気温もそれほど上がらない。それでも、昨日から続く空気中の湿気はまだ引き続き感じていた。

 

雨と暖かい陽気のせいで、うちの庭の雑草もかなり茂ってきていた。この分だと、お袋の実家の草も生え放題だろう。中々あちらへ足を運べていないので、今日、雨が降る前に少しでも刈ってこようか…そんな風に考えた。

 

いつもならスクーターでスーイスイなのだが、今日は雨が降りそうなので徒歩で行くことにした。帰りにドラッグストアで何か買って帰ろうと考えたので、サコッシュと折り畳み傘だけ持って出かけた。

 

少し風があるのか、住宅街の道を下っていると人家の庭先に植えられている草木がザワザワとざわついていた。目に映える緑。少しきつめのコントラストで五月に相応しい深緑の葉が大きく揺れていた。

 
空気は湿ってはいるが、まだ雨は降りそうもなかった。センターラインのない小道と言っても良い道路の歩道をテクテクと歩く。まだ痛みの残る坐骨神経痛が少し心配だったが、歩くことで悪化することはなかった。
 
お袋の実家の前、南側の芝生が引かれた敷地に、背が高くなった草が結構生えていた。玄関から草切バサミを持ち出して、大きくなった雑草を切っては集め、切っては集めしていく。
 
地下茎のある「これ」はドクダミだろう。切っても切っても生えてくる。地下茎ごと駆逐するのは難しく、除草剤を葉に塗りドクダミだけ退治する方法もあるようだ。YouTube ネタだと他にも、地下茎だけ残して茎から切れば何度も繰り返すうちに少なくなってくるとのこと。まぁ、今日は草切バサミでジョキジョキと切り刻んでいくことにした。
 
青臭い草の匂いがする。手も泥だらけだ。一通り大きな草だけ切って集めたので今日はこれで終わりにする。手をウェットティッシュで拭いて綺麗にする。それでも、皮膚に草の「青臭い」匂いが付いてしまい、これはアルコールティッシュでも中々とれなかった。
 
ゴールデンウイークが終わればもう夏だ。もっと正確に言うのなら、今年の「立夏」は5月5日だそうなので、暦の上でも明後日から「夏」である。
 
去年も連休の空いた時間を使ってお袋の実家の草刈りや自宅の庭の草刈りをした記憶がある。こうやって連休が終わると、いつの間にか春も終わっている。私はこういった晩春から初夏の移り変わりを、年齢分繰り返してきたのだ。
 
ざっと草刈りした芝生の上を、サラサラと風が渡っている。ほんの少し皮膚の表面に浮かんでいた汗を、まるで初夏に吹くような、決して冷たくない風が、ゆっくりと冷やしていく。
 
今年もこれで春が終わるのだな…。私は「はぁ…」と溜息をついた。