夏が近い…というかもう夏と言っても良いのだろう。この季節になると、必ずと言って良いほど思い出す曲がある。唱歌『夏は来ぬ』だ。
今日の天気は晴れ。朝からメッチャ暑い。二日分の洗濯物を洗ってベランダに干す。
洗濯物を干しながら思い出すのは、今はもう居ないお袋が『夏は来ぬ』を歌っているところだ。夏になると、うちのお袋はこの歌を歌いながら洗濯を干していた。当時はそれほど気にしていなかったのだが、何度も聞かされればそれはもう覚えてしまう。何故お袋がこの歌が好きだったのかはわからない…。
ちなみに、冬は自作の『寒いよの歌』を歌っていた。歌詞は「寒いよ、寒いです」のみの歌。多分、私の聞いたことのない曲なのでお袋の自作だと思っている。
まぁ、黙り込んで洗濯しているよりも、こんな風に歌を歌いながら仕事をしていた陽気? なお袋でした。…いや陽気ではなかったかもしれないけれど、家事の「さしすせそ」の中では洗濯と掃除が好きだと言っていたことを覚えている。ちなみに、料理が一番苦手らしい。(笑)
うちのお袋は、食べることは好きだったのだけれど、私たち息子どもがどこにも連れて行ってあげなかったので、「美味しいもの」はあまり食べてないような気がする。ガンの術後の副作用で腸閉塞になってしまい物が食べられなくなってしまったことを考えると、もっと元気なうちに美味しいものを食べに連れて行ってあげればよかったなと後悔しきりなのです…。
そういえば、自分(私)も美味しいものはあまり食べてないかも。貧乏性なので美味しいものより腹が膨れることを優先してしまう。なので、今でも外食することがあってもチェーン店のお安いメニューを頼んでしまうのです。
たまには美味しいもの食べるのも良いかもしれない。…美味しいものって何? (笑)
………。あれ? 夏、歌、の話をしていたような気がするが、最後はお袋の思い出と食べ物の話になってしまった。まぁ、いいか。