ゲーム好きの私としてはNHKでシーズン2が始まった『ゲームゲノム』を楽しみにしていた。一応タイムリーには視聴していないが、HDDレコーダーに録画したものをつい先ほど見ていた。
今回の題材は『ファイナルファンタジー XIV』(FF XIV)、その中で「蛮族」という呼び方の話題があった。蛮族にカテゴライズされる種族にもそれぞれの背景があるのだから、一方的な呼び方を改めるべきだというものであった。
私は FF XIV は未プレイなので、ふ~ん…そういうものなんだな…という感想しか抱かなかったが、実際、“敵の事情”というのを描くことは、ゲームにせよアニメにせよ、特に日本の作品では昔から時々見かける。勧善懲悪ではなく、それぞれの事情があってこのような構図になるという。
FF XIV については未プレイ (所謂エアプと言うやつ) なので、これ以上は書かないが、実はその後、これも録画しておいた『うる星やつら』のシーズン 2を続いて視聴したところ、ふと同じような構図に気が付いた。
今回のうる星の話は、ラムが地球語(日本語)をある切っ掛けで忘れてしまうという話。未見の人すみませんネタバレになってしまいますが、ラストはラムが翻訳機を作り、あたるに着ける(着けさせるでないところがポイント)というオチなのだが、最後はサクラとジャリテンの会話で、普通は地球語に翻訳する機械を作るのだが…というセリフが出てくる。
そうですね、私たちは主人公? のあたる目線、もしくは主人公と同じ地球人なのでそちらが「普通」と思うのですが、これ、ラムにしてみればダーリンさえいれば良く、自分があたると会話さえできれば良いわけで、しかもあたるの浮気の防止もできる(なのであのデザインなのでしょう)のであれば、まったくもって理に適った対応なんですよね。
“日本人は他人を思いやる”というか“顔色を伺う”など、他人のことも考慮することが多いとは言われていますが、実際はそうでもないのかも知れません。少なくとも私は、ラムの立場に立って考えることはない(性別もあたると同じ男ですし)ので、そういうのは難しいのかも知れません。
…更に余談ですが、この日記ブログに張り付けるのに『うる星やつら』のアニメ公式サイト URL のトップ画像を見たのですが、ウパとカルラが居るじゃないですか。原作漫画の最終話「ボーイミーツガール」、アニメ映画版の『うる星やつら 完結編』の話までやるんですかね…。完結編は「忘れるもんかぁ~~~~!!」だよな~、あの演出にウルッと来た記憶があります。
丁度、2つの番組をみて、ちょっとだけ余計なことを考えたことを今日の日記ブログに書きました。