IT分野の考古学 | お日様母さん ― 晴れのち曇りそして雨 ― がんとの闘い

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私の母親が突然「がん」と診断された。「がん」と闘い、一生懸命に生きた母と後悔ばかりの子の闘病生活を綴る。そして、2018年ついに私自身にも「がん」との診断が…。

昨今、インディー・ジョーンズシリーズの最新作『インディー・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開された。私の大好きなアクション映画で、もちろん前作までの Blu-ray Box (1 ~ 4 作パック) も持っている。

 

そういえば、昔、どこかのネット上の IT 関連の記事で、インディー・ジョーンズのセリフを冒頭に引用して、“稼働中の古い (レガシー) システムの分析が考古学っぽい”という話が書かれた記事があったなぁ~と思い出し、とりあえず google 先生に聞いてみた (ChatGPT じゃないよ)。

 

で、記載されている話題が似ている、下記のような記事を見つけたが、どれも私の過去に見た記事ではなかった。

 

 

 

2 つ目の記事が時系列に引用元も含めてまとまっており、それによると提唱は 2001 年頃のようで、多分、私もそれくらいに記事を見た記憶があった。

 

もう少し検索結果の先を見ていくと…、あぁありました。「@IT (アットマークアイティ)」の記事だったか…。

 

 

「とんだ考古学もあったもんだ!」(by ヘンリー・ジョーンズ)、そう、これこれ。ちゃんと「呪い」の話も書いてあって、当時なるほどね~と感心した。

 

IT 業界、特にそれなりの規模の会社って、常に新しい技術を使ってバンバン開発する~…なんてことは稀で、稼働中の旧システムのお守りや、リリース済みのソフトウェアの保守作業をやることが多い。

 

そんな中、これらのシステムやソフトウェアを理解するために、マニュアル、設計仕様書、ソースプログラムなどの「古い」文献を読み解く必要があるのだ。もちろん、呪いや罠が存在する。ここでは詳しくは書かないが、これらの呪いや罠は、(意図してか否かは別として) この魔境に足を踏み入れる不届き者へ罰を与えるのだ。これらの呪いや罠にかかると、問題が収束せずいつまでも帰れなかったり、今よりもっとひどい状況を起こしたり、さまざまな影響を我々に起こすのだ。

 

だから、文献を丁寧に読み、当時 (生きていた (笑)) 人たちが書き残した、地図を使って現象を読み解く。勿論、必要ならば現地調査など、関係者への聞き込みも必要だ。パッチを発掘し、嘘コメントを解読し、やっと遺跡の全貌が見えてくる。

 

そういえば、ソフトウェアの保守も、「探偵のようだ」と表現されたり「パズルのようだ」と表現されることもある。仮説を立てて、証拠を丹念に探し、ついに犯人を見つけた時の感動はひとしおだ。名探偵のように「あなただったのですね…」と静かに呟く場合もあれば、「イエェイイ!! ざま見ろ、ビンゴだー!!」と意気揚々と踊りだすこともある。

 

最新の技術でプログラムを作るだけが、IT での仕事ではないんだよな…なんて、そんな風に思うようになったのは、もう思い出せないくらい前のことのように思えます…。(それでも若い頃は、やっぱりモノ作ってなんぼだと思っていたことが、私にもありました…)

 

「考古学」というキーワードで、ちょっと昔を思い出した次第です。今ですか? う~ん、発掘はいいので、もうのんびりしたいよ。(笑)