最近は少し小食になったし、できるだけ脂っこいものを避けてきた。何てったって、私の一番好きなものは「ポテチ&コーラ」なのにこれらが非常に悪いと来たもんだ…。
今日も1時間残業。家に着くころには20:00を回っている。どうしよう、何が食べたいか…。結局結論が出ないのでとりあえず電車に乗って帰ることにした。地元駅からは車。車を運転しながらも何を食べようかまだ迷っていた。
駐車場から家までは少し離れている。家へ帰る途中に信号待ちをするが、もし信号につかまったら歩く方向を変えて「松の屋」へ行こうと考えた。確か「松の屋」は新メニューが出ていたはず。信号に差し掛かったが信号が変わる気配がない。まぁ、まっすぐ家に帰って家で飯を食え、と言うことだろうと、横断歩道を渡っていたら信号が点滅。わたり終わるころには赤になっていた。
ふむ…。では松の屋へ向かうとしよう。歩いていく方向を転換し、一路松の屋へ向かう。松の屋はこの交差点からは結構遠い。ちょっと荷物を持ちながら歩くのはかったるいけど、とりあえずお腹に何か入れないとまた痛くなりそう。と言うか、何となく痛い。そう言えば、がんセンターで話したオジサンも、食べられるうちに食べておけばよかった、と後悔していた。まぁ、たまにはこってり行ってみるのもいいだろう。
結構歩いた。松の屋に着くと、いつもとちょっと違った。入り口付近に券売機があった。いつの間にか券売機で食券を買ってカウンターへ持ち込むスタイルになったようだ。とりあえずメニューを見た。あ、これだ…、「デミチーズかつ定食」。うーん、うまそうだからこれに決まり。食券を買って、カウンターへ出そうとすると、店員さんが「お好きな席に座ってお待ちください」と言った。なるほど、すでに食券を買った時に注文がわかるということか。私は奥の隅っこの席へ座り、デイバッグと買い物袋を置き、ロングコートを脱いで上に乗せた。松の屋はセルフサービスなので、お茶を取りに行く。
店内は私を含めて2組ほど。夜も20:30くらいだとそんなにお客も多くない感じだ。それに今日は風が強くて出て歩きたくないような天気だ。ボーっと席に座ってしばらく待っていると、自分の番号が呼ばれた。食券は切り離しの切込みがあるので、多分カウンターで渡すのだと判断し、食券をもってカウンターへ行く。店員のお姉さんに食券を渡すと、ちぎって半券が返ってきた。予想通り。あとは、お盆に乗ったデミチーズかつ定食を持って席へ。
美味そうだ。まだチーズが溶け切っていないが、熱でそのうち溶けるだろう。箸で摘まむと、ヌーンと糸を引く。パクっと頬張って歯でちぎる。モグモグ…。うん、チーズの酸味とデミグラスソースの少し濃い系のコラボがイイ。まぁ、チーズとデミグラスソースって他にもいろんなメニューで目にするので外れることはない。モグモグと食べ続け、半分くらいになった。胃が痛むかなと思ったけど全然痛まない。すべて食べ切った。お腹も一杯。
後は、食器を片付けて帰る。「ごちそうさまでした」私はいつもこれを言う。店を出て少し歩くと、やっぱり何となくピリっとみぞおちに痛みがあったが、すぐに痛みは落ち着いた。はぁ、久しぶりにお腹いっぱいになるまで食べた。満足だ。
食事を美味しく食べられないってのは本当に不幸だと思った。がんも完治したいが、手術での切除箇所が最小になりますように…と祈らずにはいられなかった。