もやもや感が拭えない… | お日様母さん ― 晴れのち曇りそして雨 ― がんとの闘い

お日様母さん ― 晴れのち曇りそして雨 ― がんとの闘い

私の母親が突然「がん」と診断された。「がん」と闘い、一生懸命に生きた母と後悔ばかりの子の闘病生活を綴る。そして、2018年ついに私自身にも「がん」との診断が…。

胃カメラやって、ちょうど1週間。生検の結果が出るまでまだあと一週間ある。気になりだすとやっぱり色々ネットとで調べたくなるし、胃の辺りの様子に注意を払うようになる。でも、こういうことをすると余計にストレスがかかりそうで、それによってさらに悪化しそうでならない…。

 

ネットで検索をすると、逸見政孝さんについての言及を各所で見かける。記事を読めば読むほど心配になって胃が痛くなる。それに気にし出すと、胃の辺りのチクチクとした痛みや、胃の重い感が気になりだす。土曜日の今日は、床屋へ行って髪を切ってもらったのだが、帰ってきて昼食をとるために、あぐらをかいて座って少しすると腰、ちょうど骨盤の右側が痛み出した。もともとついこの間、ぎっくり腰をやってしまったのでそのせいなのか、実は胃の問題が深刻でその影響なのかの区別がつかない。あぐらは止めて正座していたら痛みがなくなってきた。

 

なんとなく心がもやもやしている。気味の悪い薄汚れたような灰色の霧の中に佇んでいるような感じ。前に踏み出すと、その先に地面がないかもしれない。鼻を撫でる不快な生臭さのただなかに居るような感じだ。検査が終わってこの一週間は、それでも仕事は進めないといけないので、できるだけ普通に仕事をしてきた。ただ、先週の「物忘れ」が今週もあって、会社のフロアへの入退場用の社員証を家に置き忘れてしまったことがある。通勤電車の中で気が付いたのだが、家に戻るのはバカバカしいためそのままいつも通り会社へ行って、総務のフロアで担当者を待ち、仮の入退場カードを発行してもらいフロアに入った。椅子に座って、はぁ…とため息をついた。

 

最悪なケースを考えることもしばしばあり、それに、自分の人生を振り返る機会にもなった。ただ、ただ、振り返っての結論は、「あぁつまらない人生だったな…」と思うのだ。何か一生懸命やっていたのは仕事だけだったような気がする。同僚や上司から見れば普通だと思われるかもしれないが、私はすごく頑張ってやってきたと思っている(残業も含めて)。ただ、何のためにやってきたのだろう。老齢になっての人生のためなら、無為になる可能性がある。何かを成したという達成感もない。まぁ、誰も同じなのかも知れないけれど、「ただ生きてきた」んだろうなと思う。

 

今日の静岡の天気は晴れ。待ち望んでいた秋空が青く広がっている。検査を待つ自分は、この青空を素直に喜べない。すっきりとした天気に対して、私の心は、もやもやとした霧に包まれていた。