ハウアンの新曲、
『それでも朝になったら』
が公開されました。
この曲を作ったキッカケは、
1/5 日に
久しぶりにハウアンがライブをして
そのライブ終わり、マーボーが僕に
『次なにする?』と、さりげなく
問いかけた事がキッカケです。
マーボー自身はそんなに意識せずに
ただライブが終わってなんとなく
寂しいから出た言葉なんでしょうけど、
確かに、せっかくライブもしたし、
次なにしたら面白いかな?
と思い始めたんですよね。
もちろん、僕はLOVESIXを
ヤル気満々だし、MVもその次の
新曲も控えてるけど
なにせ元気なので(笑)ハウアンの
新曲を作ってみようと思ったんです。
で、まずサウンド面の話なんですけど
やっぱりキラキラさせたかったんです。
ハウアンてのは色んな一面があって
ウォーアイニーとか、エコー とか、
ああゆうソリッドな一面もありますけど
本当に深いファンの人たちはやっぱり
夜風に吹かれたら とか
三月のボーイミーツガール とか
好きじゃないですか。
僕も好き。
僕はもちろん我が子を全部
愛してますけどね。
でも久々の新曲となれば、
やっぱり夜風に吹かれたら のような
キラキラとポップで、
人生を歌った曲にしたかったんです。
で、歌詞なんですけど
こうやって完成したのを見ると
結構暗い 笑 のですが、
重みということに比重を置いたので
間違ってなかったと思います。
フジファブリックの
バウムクーヘンのような歌詞にしたかったんです。
さて、歌詞はどうしようかと
なった時に、たまたまとある子の
ツイートが目に入ったんです。
少し脚色しますが、
『あんなに辛かった時期から
1ヶ月が経って
いざ居なくなると
こうして前を向いてる自分が嫌いだ
居なくなっても生きていけている自分が嫌だ
あんなに好きだったのに』
という風な文章だったんですけどね、
これがもう、
僕の中ですごく胸に刺さりまして。
そうか。
そうだよな。と。
結局、大好きなバンドが解散しても
愛してるひとが亡くなっても
時間のかかり具合に差はあっても、
また笑っていくんだろうな。
たしかに、そう言った人間の本質に
ずっと疑問を抱えて居た。
なんでなんだろうなって。
でも、ただただそうじゃないですか。
この曲のテーマは
人生 なんです。
悲しみにくれた日も
薄れていくし
自分にとっては良い人も
誰かから嫌われていたりするし、
言葉と想いが繋がらなくて
辛いって、そんなの小学生の頃から
繰り返してるし。
すっごく寂しい夜が来たら、
それはきっと自分のせいなのに
誰かのせいにしたりして
心って勝手じゃないですか。
それでも朝日が差し込んだら、
まぁそんなところも自分だな、
なんて丸め込んで、
結局ずっとこのままなのかな?
って、そんな事を思うんです。
で、結局この歌は
このモヤモヤを
解決しないまま終わります。
この自問自答で、終わらせたかった。
皆に、投げかけて終わりたかった。
きっと大丈夫だよ〜って
歌いたくなかった。
それでも朝になったら
気丈に振る舞う僕は
のらりくらり 歩きながら
変わらないままなのかな
って、自分に対する疑念を
皆も持ってるなら、
それをずっとずっとこの先も
抱えて考え続けて欲しいから。
まとめると、
めちゃくちゃハウアンぽい曲に
なったなって思います。
ハウアンぽさって、
とても簡単に言っちゃうと
僕の作るメロディと
ミカコのキーボードだと
勝手に思ってるんですが、
まぁそこはかなり意識しました。
スタジオではもう
何度か合わせてるんですが
歌っててとても気合が入ります。
人生 ですからね。テーマが。
ライブが楽しみだ。