今日は銀杏BOYZのライブで、
僕はチケットを取ることを
すっかり忘れていて行けなかった。
まぁそもそも落選していた
可能性もあるが、それにしても
その段階にまでいってないのだ。
こんなので1番好きなバンドだと
公言して良いのだろうかと
甚だ自分に呆れた。
せめてもの償いとして今日は
銀杏BOYZばかり聴いた。
銀杏BOYZが実質峯田のソロプロジェクトになってもう四年くらい経つのか。
最初は悲しさに打ちひしがれていたけど
昨年のシングルラッシュで
俺の銀杏愛は完全に復活し、
悲しさを帯びていた事を猛省した。
俺だってそうだ。
ボロボロでも、
1人になったって続けるんだ。
にしても、
いまだにZeppでワンマンツアーが
出来るなんて、やっぱり計り知れないな。
ちゃんと今の若い子たちも
取り込んでいってる気がして
なんだか『アラサー達の青春バンド』
にとどまっていないのが凄く嬉しい。
誰目線やねん。
いやでも、
そういうの悲しいじゃないですか。
ファンの年齢層が今の流行と
乖離していくのってさ。
そういうバンドとかミュージシャン、
いてるやん。
それでもそれでご飯を食べて行けてる
人たちはすごいなと思うけど、
いつだって若い子達に響くような
ものが物を作りたいな。俺は。
それはさておき
テレビとかでみる機会も増えたけど
やっぱり峯田はカリスマで、
どこまでいっても純情で、
嘘がなくて、好きだなーと思う。
好きすぎて、銀杏BOYZみたいな
バンドを組まなかった。
散々迷ったけれど、俺は19歳の時に
やっぱり峯田に勝てるわけがないし
別に勝ちたくもないと思ったから
そっちでは勝負しなかった。
峯田はサカモトリュウにとっての
孤高のカリスマパンクロッカー。
誰かにとってのシドヴィシャス
甲本ヒロト。である。
来年もし大阪でライブがあるなら
必ず行きたい。
江口寿史が描く女の子は
何故こんなに可愛いのか。
それにしてもこのアルバム
擦り切れるほど聴いたな。
なんと言っても『東京』の
チン君が弾くギターソロがもう、
もう...!
もはや歌ってる。
あれはギターではなく歌だ。
あと
駆け抜けて性春と若者たちが
入ってるって凄いな。
エネルギーと渇望と欲望が
畳み掛けてくる。
なにかを始めなくちゃならない
そんな気が貰える。
こちらも沢山聴いた。
夢で逢えたら、ベオウルフ、
夜王子と月の姫、人間。
こちらも名曲が揃い踏み。
特に銀河鉄道→ベオウルフ→
夜王子と月の姫の
メルヘン三連チャンが良いね。
峯田は
こうゆうシュールでメルヘンな歌詞を
たまに書くけど、
あの純情さが相まってスパークを
起こすよね。
絵本の中にいるような感じを
素で出せるというか。
これをリリースするまでの
バックボーンがかなり色濃く見えるアルバム。
ボロボロになりながら
骨身を削ってメンバーと殴り合って
作ったんだろうなと。
だから一つ一つの音が重たくて
苦しくなる。
それでも九曲目、ぽあだむという曲は
涙が出るほど良い。
この曲のお陰で、俺は今でも
銀杏BOYZを好きでい続けられている
という部分がある。
勝手に自分にとっては思い入れの
強い曲。
PS
このブログで何回銀杏のこと書くねん。


