Watkins 1992年製 Copicat Gold ver4.1 [Tape Echo] | HOWL GUITARS

Watkins 1992年製 Copicat Gold ver4.1 [Tape Echo]

Watkins 1992年製 Copicat Gold ver4.1 [真空管式 Tape Echo]

 
とても稀少で状態の良いWatkins 1992年製 Copicat Gold Ver 4.1が入荷致しました。

1990年代に入った頃、Watkinsはユーザーから要望の多かった真空管式のテープエコーの復活に着手します。

そして1991年に真空管式 Echo Unit 初代Mark-1の初心に乗っ取ってGold塗装仕様で復活を遂げました。

この個体は1992年に量産された製品版 Ver 4.1 Goldです。

Charさんが好んで使用しているのがこのVersion 4.1のCopicatになります。

やはりサウンドが良くも悪くもガラリと変わります。
これは初段の次に原音とエコー音の音声信号を分岐して原音の方のみ330pfのコンデンサーで高域をアースに落としている点がとても影響が大きいと思います。キンキンのハイが落とされてあたかも中域がブーストされたように錯覚するようなサウンドになります。

この後に登場する後継機種はこの330pfのコンデンサーは省略されるようになるので原音のサウンドが異なります。

それでは細かく見ていきましょう
 

 

 
上部の左側の画像です。テープガイドがVer 4.1では2つあります。

 

 
上部の右側の画像です。Send&Returnはマッチレス DC-30と同じようにステレオジャック仕様になっています。

 

 
上蓋を付けた画像です。年代を考えるととても良い状態を維持しています。

 

 
背面と底部の画像です。真空管の放熱用ベンチレーションが確認できます。

 

 
基盤の側面部の画像です。この時期はまだ絶縁版は取り付けられていません。

 

 
シャーシ内部の画像です。真空管を4本(ECC83-ECC83-ECC81-ECC83)使用しています。

 

 
シャーシ内部の左側の画像です。トロイダル電源トランスにトランスのメーカーと型番が書き込まれています。

 

 
シャーシ内部の右側の画像です。DC Motorを制御する基盤が確認できます。

 

 

カップリングコンデンサーはPhilips製のオレンジのコンデンサーが使用されています。
 
基盤に印字されたV4.1=Ver4.1が確認できます。
 
 
以上、如何だったでしょうか?

探されている方の多い1992年製 Copicat Ver 4.1になります。
 
当店でメンテナンス&テープ交換済みなので安心してお使い頂けます。

メンテナンスも大歓迎ですのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。

Gichi
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