Simms Watts 1969年製 AP100 Mk-1 100W Head Amp | HOWL GUITARS

Simms Watts 1969年製 AP100 Mk-1 100W Head Amp

Simms Watts 1969年製 AP100 Mk-1 100W Head Amp



70's ÜK Rockを作り上げてきたSimms Watts 1969年製 AP100 MK-1が入荷致しました。

これぞVintage British Sound!!

David Bowie&Mick RonsonファンのHOWL GUITARSとしては避けては通れない、HiwattやSound City系 UK AMPの隠れた名機です。

「Simms-Watts」はDavid SimmsとRichards Wattsの両名によって1968年に誕生しました。

ロンドンのEaling RoadでMusical Bargain Centreという楽器店を経営していたデヴィッド・シムズが運営等を担い、専門的な電気回路などのテクニカルな部分を主にリチャード・ワッツが担当しました。

興味深い点は、近所で運営していたMarshall社のJim Marshallの息子のTerry MarshallがMarshall社を離れ1968年からSimms Wattsに参加している点です。
(Marshall社 最初のモデル JTM45のJTMはJim Terry Marshallの頭文字というのは有名な話。。。)

1969年にはギター用、ベース用からキーボードやボーカル用まで、非常に高品質のアンプ製品を提供し始めました。

エンドースを結んでいた有名アーティストの一人はThe Whoのジョン・エントウィッスルで、使用したことのあるアーティストは他にもZiggy Stardust時代のMick Ronson、近年ではArctic MonkeysのJamie Cookが有名です。

ちなみにモデル名のAP100のAPはAll-Purposeという意味だそうです。

それでは細かく見ていきましょう



ド派手なブランドロゴプレート。さすがロンドン!シャレオツです。



左のノーマルチャンネルです。



右のブリリアントチャンネルです。こちらの方が当然トレブリーです。



両チャンネル兼用のMaster VolumeとPresenceです。



オリジナルのハンドルの画像です。



バックビューです。とても綺麗な状態をキープしております。貴重な無改造品です。



背面左側の画像です。電源ソケットとヒューズボックスが確認できます。



シリアルナンバーが刻印されたプレートです。



綺麗に残っている貴重な説明ラベルです。



インピーダンス切り替えスイッチ(16Ω←→8Ω)とスピーカーアウトです。



バックパネルを外した画像です。



シャーシを取り出したキャビネット内の画像です。



取り出したシャーシの画像です。EL34を4本使用した100W出力のギターアンプです。



オリジナルの電解コンデンサーと高温になる為、シャーシの外に設置された高耐圧の抵抗です。



オリジナルの電源トランスの画像です。初期型Marshallと同じくトランスに直接入力電圧の切り替えコネクターが付いています。120V〜240Vまで切り替えることが可能です。



オリジナルの出力トランスの画像です。Hiwattに負けないくらい大型です。



シャーシ内部の画像です。とても良い状態をキープしております。



シャーシ内部の左側の画像です。無改造で状態が良い個体は貴重です。



シャーシ内部の右側の画像です。バイアス回路がプッシュ・プル左右のそれぞれに調整トリムが付いていますので左右のバイアスバランスを限りなく完璧に揃えることが可能です。当然当店で完璧に調整済みです。



カップリングコンデンサーには貴重なMullard Mustard コンデンサーが使用されています。



参考に別売りのHiwatt 70's 4123 Cabinetとパチリ。



当店所有のSimms Watts 1970's AP100 MK-2と一緒にパチリ。


以上、如何だったでしょうか?

当店でしっかりとメンテナンスを施しましたので安心してご使用頂けます。

滅多に市場に出て来ないSimms WattsのAP-100をこの機会に是非!

Gichi
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