Watkins 1996年製 Copicat Gold [Ver.2001] | HOWL GUITARS

Watkins 1996年製 Copicat Gold [Ver.2001]

皆様ごきげんよう

HOWL GUITARSのGichiです。

最近、僕の周りの友達の間ではストロングゼロが流行っていて、それまで飲んだ事が無かったのですが、友達に勧められて飲んでみました。

いや〜本当に酔う!少ない量でも酔う!危険な飲み物だと思いました。

2日連続で記憶が飛ぶなんて今まで経験した事なかったけど(笑)飛ぶ。

ただ必ずと言っていいほど二日酔いもするので、粗悪なアルコールが使われているのではないか?と体が心配になったりもします(笑)

ではでは本題へ

ハイブリッドな金の複製ネコちゃんおいでやす〜


Watkins 1996年製 Copicat Gold [Ver.2001]



真空管とICのハイブリッドモデルのTape Echo Unit Watkins Copicat 1996年製 Gold [Ver.2001]が入荷致しました。

1990年代に入った頃、Watkinsはユーザーから要望の多かった真空管式のテープエコーの復活に着手します。

そして1991年に真空管式 Echo Unit 初代Mark-1の初心に乗っ取ってGold塗装仕様のVer 4.1で復活を遂げました。

そのVer 4.1をアップデートして安定動作するようになった後継機種がVer 6.1 or 6.2になります。そして今回入荷した個体は1996年にVer 6.2をさらにマイナーチェンジし、真空管とICチップを複合的に採用したVer.2001の5 Head ヴァージョンになります。

ちなみに真空管が使用されたCopicatではこのモデルが最後のモデルとなり、今現在に至るまで真空管式のCopicatの新モデルは誕生しておりません。

Ver 6以降のモデルはとにかくエコー音がクリアでエコー音量もかなり大きく設定可能、モータースピードも平均的に速くなり音程ピッチも安定しました。
正直な話、機材としての完成度はこちらの方が高いです。

それでは細かく見ていきましょう。



上部左側の画像です。使用されているパーツや配置などはVer 6.2とほとんど同じ仕様となっております。



上部右側の画像です。Ver 6以降の外観的な一番の変化はヘッドを固定するブロックが大きな一体型になった事でしょう。黒い削り出しの金属がそれです。これのおかげでヘッドの調整がとても楽になりました。



シャーシ内部の画像です。エコー部と最後の増幅段がICチップにマイナーチェンジされていますが、増幅初段のみ真空管が採用されています。



トロイダル電源トランスとDC Motorの画像です。トランスに製造年が書き込まれております。1996年8月製造。



大幅にリニューアルされたプリント基板の画像です。使われているコンデンサー等は1990年代で一貫して同じメーカーのものですがICチップのみ新たに追加されています。

引きの画像で見え辛いですが、「WATKINS COPICAT V2001 ©1995」という印字が確認できます。

1995年に設計されたのに何故にVer.2001なんだい?

Why English People〜!?(厚切りジェイソン風に)笑



上蓋を付けた画像です。金属製のWatkinsのロゴも確認出来ます。


以上、如何だったでしょうか。

当店でメンテナンス済みですので末永くご使用可能な個体です。

探されている方はこの機会に是非。

Gichi
HOWL GUITARS