Divided by 13 FTR-37 w/Cabinet & Tour Case
皆様ごきげんよう
HOWL GUITARSのGichiです。
今年の日本は雪凄いっすね、、、。
ニュースを見ているとシャレにならないレベルの積雪量で驚いております
東京で生活していて寒い寒いと思っていたけれど、こんなの寒い内に入らないんだなと。
除雪作業に自衛隊が出動する程ですから今年は記録的な雪年なんですね
雪国の皆様、お体には気を付けて冬を越してくださいませ。
ではでは本題へ
Divided by 13 FTR-37 w/Cabinet & Tour Case
近年一番人気と言っても過言ではないブティックアンプメーカー”Divided by 13”のフラッグシップモデルFTR-37が入荷致しました
僕が初めてDivided by 13を見たのは、Sir Paul McCartneyのBack In The U.S.というライブ映像でした。そのライブでRusty AndersonというギタリストがDivided by 13を使っていて、良い音してるなーっと思ってアンプ見たら外観がKomet Ampに似ていた事からKen Fischerが関わっているAmpかな?とも思いましたけれども、そうではなかったようですね。
Divided by 13の創設者はFred Taccone氏で、若い頃はバイクショップやカーショップを転々とし、30歳手前頃からレコーディングエンジニアやアンプのリペアマンを経て1990年代後半よりオリジナルのアンプメーカーを立ち上げる事になります。そして爆発的に認知度が広まったのは先程も書きましたが、Sir Paul McCartneyのBack In The U.S.というライブ映像でしょう。
アンプの特徴としては、Fender Marshall VOX等の有名メーカーの名器の良い所を凝縮し、現代風にシンプルに使い易くしたという点です。
Point to Pointで丁寧に結線され、上質なパーツの使用、カスタムオーダーのトランスを使用している点等、Matchlessの影響は多々受けていると思いますが、テフロンワイヤーではなくクロスワイヤーをメインに使用している点や絶縁ボードのタイプ等からFender Ampの特徴も多く見受けられます
今回入荷したFTR-37というモデルは、Divided by 13のフラッグシップモデルになり、パワー管に6V6を4本使用した珍しい仕様となっております。6V6を使用したアンプで有名なのはFender Champ(6V6を1本使用)やFender Deluxe(6V6を2本使用)などですが、今まで6V6を4本使用したアンプというのはポピュラーなモデルの中にはありませんでした。唯一見た事があるのはDumble Overdrive Specialのラリーカールトン仕様のアンプで、それは6V6を4本使い50Wの出力を持つヘッドアンプでした
大体のアンプは6V6を4本使用するよりも、それより高出力な6L6管を使用して高出力化を図ってきたというのが6V6の4本仕様アンプの少ない理由でしょう。
6V6仕様のアンプのにGZ34整流管を使用している点に関しては、Fender Deluxe Reverbが思い当たりますので、Divided by 13 FTR-37のタイプを一言でまとめるならば、Fender Deluxe Reverbの高出力ヴァージョンというのが一番当てはまるのではないでしょうか。Reverbも搭載してますし
チャンネル2のプリ管に5879管を使用していますが、こちらはEF86に近い真空管で、ロータリーのトーンコントロールを採用している点もMatchlessから影響を受けているのが伺えます
日本国内でも群馬出身のスーパーギタリストの使用で一躍爆発的にメジャーになりました
今までMatchlessを使ってきた方、Telecaster使いの方、こぞってDivided by 13に乗り換えております
ではでは細かく見て行きましょう
フロントのアップです。特徴的なデザインですね。アンプシャーシを吊るさないでMarshallの様に下側に設置する事で放熱性も良く長時間のライブやレコーディングに適していると言えます
左側のアップです。パワースイッチ・スタンバイスイッチ・ハーフパワースイッチが確認できます
右側の画像です。ボリュームとロータリー仕様のトーンです。
バックヴューです。キャビネットはオープンバックです
バックパネルのアップ画像です。Divided by 13の特徴の一つとしてスピーカーインプットがスピーカーごとに計2つ付いている点があげられます。これは片方のスピーカーだけ鳴らしたいときに便利ですしスピーカーごとのサウンドの違いを試すのにも非常に分かりやすい仕様です
正規輸入品の証、パシフィックスさんのシールが確認できます
インピーダンスごとに分かれたスピーカーアウト
冷却ファンのスイッチと正規輸入品の証、100V仕様のラベルが張ってあります
スピーカーに左右異なるタイプを使っているのはMatchlessの25W&30Wアンバランス仕様に影響を受けているのだと思います
バックパネル内の画像です。
左の内側に手書きで日付とモデルとサインが書かれております
プリチューブ達です。12AX7管5本と5879管1本が使われております
フロント壁に設置されたリヴァーブタンクです。
Divided by 13 特注のOutput Transです
パワー管の6V6が4本確認できます
Divided by 13 特注のChokeです
ロゴを光らせる電球です。ここもMatchlessの影響が伺えます
冷却ファンの画像です。長時間のプレイには良い仕事します
整流管GZ34の画像です。
Divided by 13 特注のPower Transです。トランスを塗装された仕様でオーダーする点もMatchlessっぽいですね
シャーシ内部の画像です。
左側のアップです。クロスワイヤーをメインに結線しております
真ん中のアップ画像です。Fender Styleのボードという印象です
右側のアップ画像です。ペーパータイプのトランスが確認できます。
フロントコントロール部の内側です。ロータリートーンのキャパシターが確認できます
チャンネル1のポットの画像です。ReverbがAlpha製、Treble&BassがCTS製、Volumeがプッシュ・プルのポットが使用されております。Volumeを引っ張るとMidが強調されます
シャーシの側面です。JAPANと37が手書きしてあります。日本100V仕様のFTR-37という事ですね
専用にオーダーされたArmor製のツアーケースです。これだけで10万円以上掛かっております
Armorのバッヂです
付属品の画像です。電源ケーブルと代理店のはがきです
以上、如何だったでしょうか?
完全プロユースなアンプです
本気で良い音を求める方にはオススメです。
お問い合せお待ちしております
Gichi
HOWL GUITARS
HOWL GUITARSのGichiです。
今年の日本は雪凄いっすね、、、。
ニュースを見ているとシャレにならないレベルの積雪量で驚いております
東京で生活していて寒い寒いと思っていたけれど、こんなの寒い内に入らないんだなと。
除雪作業に自衛隊が出動する程ですから今年は記録的な雪年なんですね
雪国の皆様、お体には気を付けて冬を越してくださいませ。
ではでは本題へ
Divided by 13 FTR-37 w/Cabinet & Tour Case
近年一番人気と言っても過言ではないブティックアンプメーカー”Divided by 13”のフラッグシップモデルFTR-37が入荷致しました
僕が初めてDivided by 13を見たのは、Sir Paul McCartneyのBack In The U.S.というライブ映像でした。そのライブでRusty AndersonというギタリストがDivided by 13を使っていて、良い音してるなーっと思ってアンプ見たら外観がKomet Ampに似ていた事からKen Fischerが関わっているAmpかな?とも思いましたけれども、そうではなかったようですね。
Divided by 13の創設者はFred Taccone氏で、若い頃はバイクショップやカーショップを転々とし、30歳手前頃からレコーディングエンジニアやアンプのリペアマンを経て1990年代後半よりオリジナルのアンプメーカーを立ち上げる事になります。そして爆発的に認知度が広まったのは先程も書きましたが、Sir Paul McCartneyのBack In The U.S.というライブ映像でしょう。
アンプの特徴としては、Fender Marshall VOX等の有名メーカーの名器の良い所を凝縮し、現代風にシンプルに使い易くしたという点です。
Point to Pointで丁寧に結線され、上質なパーツの使用、カスタムオーダーのトランスを使用している点等、Matchlessの影響は多々受けていると思いますが、テフロンワイヤーではなくクロスワイヤーをメインに使用している点や絶縁ボードのタイプ等からFender Ampの特徴も多く見受けられます
今回入荷したFTR-37というモデルは、Divided by 13のフラッグシップモデルになり、パワー管に6V6を4本使用した珍しい仕様となっております。6V6を使用したアンプで有名なのはFender Champ(6V6を1本使用)やFender Deluxe(6V6を2本使用)などですが、今まで6V6を4本使用したアンプというのはポピュラーなモデルの中にはありませんでした。唯一見た事があるのはDumble Overdrive Specialのラリーカールトン仕様のアンプで、それは6V6を4本使い50Wの出力を持つヘッドアンプでした
大体のアンプは6V6を4本使用するよりも、それより高出力な6L6管を使用して高出力化を図ってきたというのが6V6の4本仕様アンプの少ない理由でしょう。
6V6仕様のアンプのにGZ34整流管を使用している点に関しては、Fender Deluxe Reverbが思い当たりますので、Divided by 13 FTR-37のタイプを一言でまとめるならば、Fender Deluxe Reverbの高出力ヴァージョンというのが一番当てはまるのではないでしょうか。Reverbも搭載してますし
チャンネル2のプリ管に5879管を使用していますが、こちらはEF86に近い真空管で、ロータリーのトーンコントロールを採用している点もMatchlessから影響を受けているのが伺えます
日本国内でも群馬出身のスーパーギタリストの使用で一躍爆発的にメジャーになりました
今までMatchlessを使ってきた方、Telecaster使いの方、こぞってDivided by 13に乗り換えております
ではでは細かく見て行きましょう
フロントのアップです。特徴的なデザインですね。アンプシャーシを吊るさないでMarshallの様に下側に設置する事で放熱性も良く長時間のライブやレコーディングに適していると言えます
左側のアップです。パワースイッチ・スタンバイスイッチ・ハーフパワースイッチが確認できます
右側の画像です。ボリュームとロータリー仕様のトーンです。
バックヴューです。キャビネットはオープンバックです
バックパネルのアップ画像です。Divided by 13の特徴の一つとしてスピーカーインプットがスピーカーごとに計2つ付いている点があげられます。これは片方のスピーカーだけ鳴らしたいときに便利ですしスピーカーごとのサウンドの違いを試すのにも非常に分かりやすい仕様です
正規輸入品の証、パシフィックスさんのシールが確認できます
インピーダンスごとに分かれたスピーカーアウト
冷却ファンのスイッチと正規輸入品の証、100V仕様のラベルが張ってあります
スピーカーに左右異なるタイプを使っているのはMatchlessの25W&30Wアンバランス仕様に影響を受けているのだと思います
バックパネル内の画像です。
左の内側に手書きで日付とモデルとサインが書かれております
プリチューブ達です。12AX7管5本と5879管1本が使われております
フロント壁に設置されたリヴァーブタンクです。
Divided by 13 特注のOutput Transです
パワー管の6V6が4本確認できます
Divided by 13 特注のChokeです
ロゴを光らせる電球です。ここもMatchlessの影響が伺えます
冷却ファンの画像です。長時間のプレイには良い仕事します
整流管GZ34の画像です。
Divided by 13 特注のPower Transです。トランスを塗装された仕様でオーダーする点もMatchlessっぽいですね
シャーシ内部の画像です。
左側のアップです。クロスワイヤーをメインに結線しております
真ん中のアップ画像です。Fender Styleのボードという印象です
右側のアップ画像です。ペーパータイプのトランスが確認できます。
フロントコントロール部の内側です。ロータリートーンのキャパシターが確認できます
チャンネル1のポットの画像です。ReverbがAlpha製、Treble&BassがCTS製、Volumeがプッシュ・プルのポットが使用されております。Volumeを引っ張るとMidが強調されます
シャーシの側面です。JAPANと37が手書きしてあります。日本100V仕様のFTR-37という事ですね
専用にオーダーされたArmor製のツアーケースです。これだけで10万円以上掛かっております
Armorのバッヂです
付属品の画像です。電源ケーブルと代理店のはがきです
以上、如何だったでしょうか?
完全プロユースなアンプです
本気で良い音を求める方にはオススメです。
お問い合せお待ちしております
Gichi
HOWL GUITARS