時間も限られているでしょうから、目的地へひとっ飛びのタクシーが便利です。
タクシー料金が安いと言われる香港よりさらに安い深圳のタクシーですが、ドライバーさんの殆どは普通話オンリーだったり、エリアによっては走行不可で乗車拒否されたり、運賃以外に加算される燃油サーチャージが時により加減したりと、慣れていないとなかなかハードルが高い乗りものです。
そこで、深圳を走るタクシーの料金体系を表にしてみました↓

日本より断然安いですよね。
料金システムは独特なものもありますが、日本と大きく変わらないのではないでしょうか?
走行エリアにある経済特区内とは、深圳市内の福田区、羅湖区、南山区、塩田区の香港に隣接する4つの区が該当していました。
2010年に市全域が経済特区となったので厳密にはそこに内も外も無いのですが、緑のタクシーは現在もこの4つの区には入れません。
昔はこの経済特区に入るのには中国人でも許可が必要だったそうです。今は当時の名残なのか、大きな行事や要人が来る時などは境界の各ポイントで身分証の提示を求められる事があります。
地下鉄でもたまに改札の手前で荷物検査している時がありますょ。
というわけでざっくりですが、アーバンエリアを走れるのは赤色で、サバーブエリアのみを走るのは緑色のタクシーと覚えておいて下さい。
観光で香港や深圳空港から来た場合、赤色のタクシーをつかまえれば安心です。
いわゆる白タクは得をすることは無いと思われるのでオススメしません。
他にも深圳でタクシーを利用する際のポイントをいくつかご紹介したいと思います。
★Tips for taking the ShenZhen TAXI★
☆17:00-19:00の時間帯はドライバーの交代時間にあたり、手を挙げても流しのタクシーはなかなか停まってくれません。
☆専用乗り場があるエリアはそこ以外で手を挙げても停まってはいけない決まりなので、タクシーストップのサインを探して下さい。
☆ドアは自分で開けます。
☆英語はほぼ通じません。行き先は普通話で伝えるか、発音が難しいので所在地のメモを渡すのが確実です。
☆万が一、不当請求を受けたり落し物をした場合に備え、下車時は必ず「要发票(Yao FaPiao)」と言って領収書をもらって下さい。
☆燃油サーチャージはレシート記載料金とは別扱いで加算請求されます。
☆高速や橋を利用した場合、通行料が別途プラスして請求されます。
☆チップは不要です。
☆ドライバーによってはおつりの端数をまけてくれる時もあれば、繰り上げて請求される時もあります。
☆ドライバーによっては偽札が多い100元札や少しでも欠けたお札を嫌がります。
☆小銭がないと言われる事もあるので細かいお金は用意しておいた方がベター。
深圳タクシーの領収書はこんな感じになっています↓

こちらの運賃だと合計25.60元ということになりますね。
そして運賃の領収書とは別に燃油サーチャージ分の領収書があります↓

伝票が多いと経費精算が大変!\(*`∧´)/