中国の結婚披露宴準備ガイドと披露宴メニュー↓

日本の披露宴は半年以上前から式場選びに始まって、ドレスに料理に引出物に…と、両家の意向の調整やら予算やら何やら、いきなり理想と現実の狭間で、2人の夫婦としての今後が試されるヘビーなアレやコレやが盛り沢山にありますが、中国ではどうなっているのでしょうか?
こちらが披露宴当日までのTo-do↓

ウェディンカーの手配や、招待状の発送が当日間近の2週間前で、しかも電話で出席確認など、日本より手間が多そうです。
当日には花婿が花嫁の家に迎えに行くとしっかり書かれているので、都会の深圳でも中国伝統の慣習はまだ根強く残っているのかもしれません。
さらに結婚を決めたら、
・双方の家長に伺いを立て、
・両家を理解し合い、
両家顔合わせの後は
・将来の財産形成や出産計画について話し合う
…というまるで道徳の教科書みたいな手引きになっています。
円満な結婚生活のためには、ドレスやリング云々よりずっと大事な事かもしれませんね。
こちらは各種特典の紹介↓

やはり中国らしさ満開!
例えば、一定以上のゲスト数を超えると、披露宴当日に礼炮(LiPao)といういわゆる爆竹を鳴らして祝ってくれたり、各卓に赤ワインのサービス、数日後に行われるお嫁さんの里帰り用に豚の丸焼き、結婚1ヶ月後にも様々な伝統食材が贈られるそうです。
ただし支払いはカード不可。これは日本と共通ですね。
さて、こちらが披露宴メニュー↓

どちらもめでたいコース名で、ぱっと見一番安い龍鳳呈祥でも品数が同じで豪勢に思えます。
炒飯なんて左は"リッチ"で右は"ハッピー"です。迷います(笑)
さらにアップグレードすると、「永結同心(2人の心は永遠に1つ)」468.8元に「美満幸福(幸福がいっぱい)」538.8元!

海鮮料理店で人気のチーズロブスターが美満幸福から上湯ロブスターに変わりましたが、チーズの方が中国では高そうですけど…どうなんだろう?
そしてさらなる上級がこちら↓

香港ならいざ知らず、深圳で1人あたり1.6万円コースなんてなかなかお目にかかれません。
どんな料理なんでしょう~。実物を見てみたいものです。