新☆深圳証券取引所の不思議なカタチ | Howdy from China !!

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香港からわずか1時間弱の都市・深センで発見&体験したヒト・モノ・コトをレポートします :-)
☆香港情報もありますよ☆

地下鉄福田駅を出てすぐの所に、深圳の新たな証券取引所がもうすぐオープンと聞いて行ってみました。

駅の31番出口を出るとすぐ右手に現れたのは…


ジャーンっ
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ち、近すぎて全容が分かりにくい(笑)

地上から5、6階分程の所から張り出た部分は支える柱が無く、非常に不安定な外観です。。
photo:02


株式市場というリスクの高い世界を建物で体現しているそうで、設計はオランダに本社を置くOMAという企業。
☞ http://www.oma.com/projects/2006/shenzhen-stock-exchange

日本でも、例えば4月にオープンしたばかりのコーチ表参道フラッグシップストアや、さいたまスーパーアリーナを手掛けています。

まだ建築中だったので中には入れませんでしたが、周辺をぐるっと歩いてみました。

画像ではスケールが分かりにくいかもしれませんが、この張り出た部分の長辺はサッカー場が2つも入る幅だとか!
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なんでもこの新・証券取引所はその外見から通称・ミニスカートと呼ばれているそう!
photo:04


キュートなニックネームとは裏腹に、ここで働く人々は常に緊張を強いられそうです。。
恐らく設計者の意図として、不動産価格の高騰が続き投資に依存した今の中国経済が、日本のバブル崩壊やアメリカのリーマンショックと同じ轍を踏まないように願い、戒めるためにこのようなデザインにしたのではないか…とも思えてしまいます。

今を象徴するビルは間近で見ると圧倒されますよ。







陥没にも注意!!
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