買うシリーズ、今回は香港マダムにも人気と噂の、九龍湾(英語: Kowloon Bay)にある食器工房へ。
粤東磁廠(Yuet Tung China Works)。
広東東部の磁器工房という意味ですかね。
1928年から続く老舗で、香港を代表するホテル・ペニンシュラやレストランで使われている食器を絵付し、納品している会社で、それらのアウトレット商品を小売りしてくれる工房兼販売所です。
ちょうど長年愛用してきたジノリのミニトレイ(耳のような持ち手が付いた小回りの利く小皿)を1枚割ってしまったので、似たようなものがあればいいなぁ~と事前に工房に問い合わせてから伺う事に。
九龍湾。観光客はまず来ないエリアですね。
駅前は周辺の工業ビルにお勤めの方々や巨大ベッドタウンに需要を求めたそこそこ大きなショッピングモールがあります(ちなみに少し離れた所にはIKEAもあります)。
そのモールを突っ切って歩くこと約10分、「九龍湾工業中心」というビルに到着。
何とも味気のないビル…
そもそも工業ビルなので、エレベーターは荷台優先の様子でしたが、そこから3Fへ↓
工房のユニットナンバーが1-3だったので、ガイドに沿って左折すると…
ありました↓
突き当たりです。
一瞬、「入っていいのか?!」と迷ってしまいますが、入口手前で磁器をせっせと洗っているスタッフらしき女性に、「Welcome~♪」と促してくれます。
荷物は入口のテーブルに置いて入るのがルールの様です。
いざ入ってみると、そこは倉庫!
地面からびっしりお皿が積まれ、通路とは呼べる程の幅がない隙間をぬって、所狭しと並んだ食器を割らないよう細心の注意を払いながらのお気に入り探しはちょっとスリリングです。
ちなみにペニンシュラホテルの客室でサーヴされるウェルカムティーに使用されていた、赤い草花柄が上品なティーセットは日本人がこぞって買っていくようで、今は数が少なくなってきたそうです。
しかももう新たに作らないそうなので貴重かな?
日本で正規購入すると結構いい値段してます→販売サイト
事前の回答メールでは、「似たようなものがあるから探して♪」との事でしたが、やはりジノリにソックリなミニトレイは無かったです(笑)
中国にいると食器もソックリなものがあるはず!とつい思い込んでしまうのはいけませんね。。
隅の方に焼き窯がありました↓
反対側の奥には絵付師の方々!
間近で見ることができるんです↓
こちらでは気に入った食器に名入れなどの文字を入れてもらえる他、好きな柄を指定して作っていただくこともできるそう。
名入れの所要期間は約2週間との事ですが、繁忙期や柄のデザインにもよるらしいので要確認です。
さて、探していた形が無いのでソックリさん探しは諦め、お土産用に何かないか物色していたら、目を引く花器が↓
ステキ。だけど1500HK$は高い。。
延々と難しい顔をして中々お皿をチョイスしない私を訝ったのか(笑)、BoA似の女性が片言の英語で話しかけてくれました。
絵付のお仕事があるのにも関わらず、私が「一枚で絵になるような、パーティプレートが欲しい」という希望に、親切にも一緒に探してくれたのです。
そして掘り出した戦利品が下の2枚。
飾って良し、薄造りのお刺身をのせても良さそうな大皿↓
裏には工房オリジナルであるという印の焼印が↓
コチラは朝食プレートとして、またオーブンレンジOKとのことなので、キッシュに最適↓
アウトレットなので長い間積まれてできた表面の傷や焼きムラによる色の薄い箇所などが、多少あるものばかりですが、自宅で使用するのに全く問題はありません。
むしろこの程度でも跳ね除けるペニンシュラの品質に対する妥協のない姿勢が素晴らしい。
さてさて、ようやくセレクトした2枚を、入口で門番をしていた女性、セールスマネジャーのアニータさんが、スピーディに包装していきます。
持ち帰り先が香港内か深圳か、または海外の場合に応じて割れないように包装してくれるのが嬉しいですね。
【粤東磁廠(Yuet Tung China Works)】
アドレス: 香港九龍湾宏開道15号九龍湾工業中心3楼1-3室
アクセス: MTR「九龍湾」駅A出口から徒歩約10分(駅直結の「徳福広場」→「徳福花園」→「徳福大厦」を通る)
営業時間: 09:00-17:00 ※16時を過ぎると片付け始めているので早めがお勧め
定休日: 日曜・祝日 ※春節時期は2週間程休み
TEL: 852-2796-1125
URL→http://www.porcelainware.com.hk
ペニンシュラ香港も開業1928年!
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粤東磁廠(Yuet Tung China Works)。
広東東部の磁器工房という意味ですかね。
1928年から続く老舗で、香港を代表するホテル・ペニンシュラやレストランで使われている食器を絵付し、納品している会社で、それらのアウトレット商品を小売りしてくれる工房兼販売所です。
ちょうど長年愛用してきたジノリのミニトレイ(耳のような持ち手が付いた小回りの利く小皿)を1枚割ってしまったので、似たようなものがあればいいなぁ~と事前に工房に問い合わせてから伺う事に。
九龍湾。観光客はまず来ないエリアですね。
駅前は周辺の工業ビルにお勤めの方々や巨大ベッドタウンに需要を求めたそこそこ大きなショッピングモールがあります(ちなみに少し離れた所にはIKEAもあります)。
そのモールを突っ切って歩くこと約10分、「九龍湾工業中心」というビルに到着。
何とも味気のないビル…
そもそも工業ビルなので、エレベーターは荷台優先の様子でしたが、そこから3Fへ↓
工房のユニットナンバーが1-3だったので、ガイドに沿って左折すると…
ありました↓
突き当たりです。
一瞬、「入っていいのか?!」と迷ってしまいますが、入口手前で磁器をせっせと洗っているスタッフらしき女性に、「Welcome~♪」と促してくれます。
荷物は入口のテーブルに置いて入るのがルールの様です。
いざ入ってみると、そこは倉庫!
地面からびっしりお皿が積まれ、通路とは呼べる程の幅がない隙間をぬって、所狭しと並んだ食器を割らないよう細心の注意を払いながらのお気に入り探しはちょっとスリリングです。
ちなみにペニンシュラホテルの客室でサーヴされるウェルカムティーに使用されていた、赤い草花柄が上品なティーセットは日本人がこぞって買っていくようで、今は数が少なくなってきたそうです。
しかももう新たに作らないそうなので貴重かな?
日本で正規購入すると結構いい値段してます→販売サイト
事前の回答メールでは、「似たようなものがあるから探して♪」との事でしたが、やはりジノリにソックリなミニトレイは無かったです(笑)
中国にいると食器もソックリなものがあるはず!とつい思い込んでしまうのはいけませんね。。
隅の方に焼き窯がありました↓
反対側の奥には絵付師の方々!
間近で見ることができるんです↓
こちらでは気に入った食器に名入れなどの文字を入れてもらえる他、好きな柄を指定して作っていただくこともできるそう。
名入れの所要期間は約2週間との事ですが、繁忙期や柄のデザインにもよるらしいので要確認です。
さて、探していた形が無いのでソックリさん探しは諦め、お土産用に何かないか物色していたら、目を引く花器が↓
ステキ。だけど1500HK$は高い。。
延々と難しい顔をして中々お皿をチョイスしない私を訝ったのか(笑)、BoA似の女性が片言の英語で話しかけてくれました。
絵付のお仕事があるのにも関わらず、私が「一枚で絵になるような、パーティプレートが欲しい」という希望に、親切にも一緒に探してくれたのです。
そして掘り出した戦利品が下の2枚。
飾って良し、薄造りのお刺身をのせても良さそうな大皿↓
裏には工房オリジナルであるという印の焼印が↓
コチラは朝食プレートとして、またオーブンレンジOKとのことなので、キッシュに最適↓
アウトレットなので長い間積まれてできた表面の傷や焼きムラによる色の薄い箇所などが、多少あるものばかりですが、自宅で使用するのに全く問題はありません。
むしろこの程度でも跳ね除けるペニンシュラの品質に対する妥協のない姿勢が素晴らしい。
さてさて、ようやくセレクトした2枚を、入口で門番をしていた女性、セールスマネジャーのアニータさんが、スピーディに包装していきます。
持ち帰り先が香港内か深圳か、または海外の場合に応じて割れないように包装してくれるのが嬉しいですね。
【粤東磁廠(Yuet Tung China Works)】
アドレス: 香港九龍湾宏開道15号九龍湾工業中心3楼1-3室
アクセス: MTR「九龍湾」駅A出口から徒歩約10分(駅直結の「徳福広場」→「徳福花園」→「徳福大厦」を通る)
営業時間: 09:00-17:00 ※16時を過ぎると片付け始めているので早めがお勧め
定休日: 日曜・祝日 ※春節時期は2週間程休み
TEL: 852-2796-1125
URL→http://www.porcelainware.com.hk
ペニンシュラ香港も開業1928年!
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