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香港からわずか1時間弱の都市・深センで発見&体験したヒト・モノ・コトをレポートします :-)
☆香港情報もありますよ☆

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天気の良いある日、散歩をしていたら何やら気になるエントランスを発見。
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景徳鎮ギャラリーのようです。

英語で陶磁器のことをchinaと言いますが、その陶磁器と言えば景徳鎮ですね。
景徳鎮は、深圳のある広東省の北、江西省にある景徳鎮市が発祥の地で、磁都と呼ばれ世界的に有名な産地です。

その景徳鎮のルーツは1700年余にもなるそうですが、景徳鎮と正式に名付けられてからも、なんと1000年もの歴史がありました!
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当時の年号であった景徳を名称に名付けられる程、中国の皇帝から魅了された一方、ヨーロッパなどにも広く輸出され、各国の王族からも人気だった景徳鎮。

あのマイセンのブルーオニオンやロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドは、この景徳鎮があったからこそ誕生したと言っても過言ではないのです。

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景徳鎮を代表する「青花」は日本で言う染め付け技法で、この透き通るほど白くて薄い磁器に描かれるコバルトブルーが何とも言えず上品で清楚です。

ギャラリーの様子はコチラで☞ http://www.chinaredworld.cn/object/2012/362/index.html
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中国の陶磁器が伝わった300年程前のヨーロッパ各国ではこぞって模倣していたとされる景徳鎮…
文化大革命の時に被害を受けていなければ、今頃陶磁器メーカーの勢力図は随分違ったものになっていたのでは…と憂いながらギャラリーを鑑賞。

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ガラスのような艶やかさと透明感のある白さは、高嶺(GaoLing/英名: Kaolin)という粘土によるものだそうです。
(→ http://ja.wikipedia.org/wiki/カオリナイト)

今ではその土も掘り尽くされてしまったそうですから、皇帝に認められた事を示す「景徳年製」の印字がある高嶺製のものは相当の価値がありそうです。

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現代のものでも素敵なものはステキ。

是非、一度。
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【景徳鎮陶磁文化交流センター】
アドレス: 深圳市華僑城LOFT文化産業創意園開平街2号
アクセス: 地下鉄「僑城東」駅から徒歩約15分またはバス停「僑城東医院」から徒歩約3分(http://m.8684.cn/shenzhen_z_eeaa450f)
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TEL: 400-018-0798
http://www.richz.cn/