海賊が愛した街・スタンレー | Howdy from China !!

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香港からわずか1時間弱の都市・深センで発見&体験したヒト・モノ・コトをレポートします :-)
☆香港情報もありますよ☆

すっかり日が経ってしまいましたが、先月行った香港のスタンレー(赤柱)の画像をupします。

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スタンレーへはバスNo. 6/6A/6X/6X/73/260/973で行くことができます。

スタンレーマーケットに続く坂道↓
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マーケットにはTシャツや絵、水着に土産物屋などがぎっしりでしたが、どこも深圳の方が安く手に入るのでスルーしてしまいました…。

もしじっくりご覧になりたい場合は、各店によってまちまちのようですが、18時頃には閉まるようなので日中早めに行かれるのがオススメです。

そしてマーケットを抜けると…

ヨーロッパの海岸沿いのような街並みです。
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通りに面した可愛らしいカフェバーでは、昼間からほろ酔いの方もいてリゾート感が漂っています。
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メイン通り。欧米人が目立ちますねぇ。
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日曜だったので歩行者天国になっていました。

ふと海側を見れば、漂う船がアジアな雰囲気(笑)
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スタンレー(赤柱)の地名はいくつか由来があるそうで、赤柱はかつて張保仔という海賊がいた時代に、海賊の地位を表す「賊柱」と赤柱の発音(広東語ではChek Chue)が同じだったからという説や、この村に赤い花を咲かせる大きな綿の樹があり、咲くと赤い柱のように見えたため、客家語の「赤柱」になったという説などと言われています。

近くに監獄(Stanley Prison)があることや、元は漁村だったことを考えると、賊柱説もうなずけます。

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こんな何気無いシーンが気持ちをのんびりさせてくれますね。

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ピア(Blake Pier)があります。
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ピアにはベンチがあって、ボーッとするのに最適な雰囲気です。
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釣りをしている人もいましたよ。

ここからアバディーン(香港仔)や蒲苔島(PoToi Island)に行くフェリーに乗れます。
☞ http://www.traway.com.hk/en/ferry.html

そういえばナイトクルーズで人気のアクアルナって海賊船に見えますね!
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毎週土日に1便だけ、尖沙咀と中環から赤柱を往復するアクアルナがここから乗船できるそうです。
☞ 
アクアルナ予約サイト
☞ 
乗船スケジュールや料金情報
ピアを出てすぐ左手にある石造りの洋館・美利楼(Murray House)↓

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中は博物館やレストランが入っています。
レストランのテラスは海を眺めながらのお食事ができるので大人気の様です(平日に来るべし)。

このマレーハウスの北側に海の神様を祀る天后廟があります。
真相は定かではありませんが、コチラによると、ここ赤柱の天后廟は海賊が建立したとか!?

"パイレーツオブスタンレー"なんていう映画ができそうな興味深い言い伝えですよ。

ショッピングアーケードのスタンレープラザ(http://www.stanleyplaza.com.hk/en/home/index.asp)からの眺め↓
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海賊やら監獄と物騒ではありますが、イギリスが香港に入植した当時はココが一番発展していたそうで、来たら納得の風光明媚な土地柄に、当時から外国人の居住区として栄えたそうです。

だいたいどこの国の高級住宅地もそうですけど、山の上とか車じゃないとアクセスできない場所にあるものなんですねぇ。


Stanley(赤柱)
http://en.wikipedia.org/wiki/Stanley,_Hong_Kong


レパルスベイへ続く