ストレスって自分の外側にあって、変えられないものだと思います?
悪性ストレスが万病に関わるという話をしたところ
「でもねぇ、そうはいっても嫌なあいつを変えることはできないから・・・
もうどうしようもないですよ」
って
・・・・
ちょっと、待ってください!!!
そうそう、そうなんです
嫌なあいつを変えようなんてできませんよね
でも、どうしようもないと思うのは
ちょと待ってください
 
今日は「ストレス」という言葉についてお話します
これを知ることで
私たちがストレスに対して
決して無力ではないことが
よくわかるかと思います
 
Stressという言葉は
カナダの医学者ハンス・セリエが、
「ストレス学説」のなかで使ってから
生理学的な意味でよく使われるようになったのですが
もともと物理学の用語なのです
その意味するところは
「物体に圧力をかけることによって生じるゆがみ」
 
そう!そうなんです
ストレスとは、私たちの内側に起こる変化、ゆがみなのです
私たちにストレスを感じさせる外側のものは
正確にいうと、ストレッサーと呼ぶのが正しいようです
 
嫌なあいつに出逢ったとき
あなたの中でどんな変化が起こるでしょう
「わ!きた、またこいつめんどくさいこと言うぞ。
なんでこいつは、こうなんだ。」
なんて心でつぶやいていませんか?
そうすると、なんか胃がきゅっとなったり
身体に力が入ったりそんなことはありませんか?
 
そう!そうなんです
いやなあいつのことは、変えられなくても
あなたの中で起こることは
あなたのものですから
いかようにも変わるのです
 
嫌なあいつとの出会いをきっかけに
心の内を見つめてみれば
これまで繰り返してきた
過去から続くパターンが見えてきたり
握りしめていた価値観が手放せたり
未解決な親に対する思い残しが解消したり
許せない自分のことが受け入れられるようになったり
そんなことだってあるかもしれません
 
ときに環境を変えることも大切ですが
このことを知るだけでも
ちょと心持が変わる方もいるかなと
お伝えしてみました
 
自分が今、自分の周りのことをストレスと感じるところには
どんな要因があるのか
 
笑顔と健康がますます拡がりますように

今日もよい一日を♪