主人公は一人前の家裁調査官となるために、心を開かない相談者達を相手に、５つの家庭のエピソー...

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主人公は一人前の家裁調査官となるために、心を開かない相談者達を相手に、５つの家庭のエピソードを交えた物語…。  家庭の様々な問題は、家庭内だけで解決できないことってたくさんあって、第三者の方に助けてもらえることもある。  最近よく思うのだけど、たまたま自分が手にした本が、すごくその時の自分にマッチしていることがあり驚くことがあります…。  ---------  印象的だったエピソードは…、  ●第一話「背負うもの」 “人に頼ることが結果として人に迷惑をかけないことに繋がる場合もある”  人に迷惑をかけることと、人に頼ることは違う。勝手に人の気持ちを汲む人っているけど、それって思い込みでは…？話してみなきゃわからないよ、ってことあるなと思いました。  ●第四話「責める者」 “モラハラの被害者は、お前が悪いと加害者に思いこまされる。一種の洗脳”  被害者が悪いと思い込まされるのは「洗脳」って言葉にズッシリ。先日見たドラマ“死役所”でも同じようなエピソードがあり。洗脳って言葉にすっごく腑におちてしまいました…。  ●第五話「迷う者」 親権争いをしている親に対しての言葉。“大人の事情など親の身勝手でしかないのだ”  子どもはただ両親と一緒に暮らしたいだけなのに…。実際のことを考えると、すごく胸が苦しくなります。  ---------  著者の柚月裕子さん。夫からのオススメで初めて読みました。他の作品も読んでみようと思います。柚月さんのオススメの作品があれば、コメントで教えてください☺︎  #あしたの君へ #柚月裕子 ★★★★☆ Book 2020-001  YouTubeでブックラジオやってます！プロフィールからどうぞ→@yokoya_maco  #読書 #読書女子 #読書感想 #読書日記 #読書メーター #読書メモ #読書時間 #読書会 #読書垢 #朝読書 #読書記録 #読書ノート #読書好きと繋がりたい #読書が好きな人と繋がりたい #本好きな人と繋がりたい #本が好きな人と繋がりたい #本が好き #読書が好き #書評 #読了 #読了本 #読了記録 #小説 #家族

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