忘れていたあの頃の気持ち
忘れようとしてた自分の事
正当化したいのか、誤魔化したいのか、自分を守りたいのか、攻撃したいのか
それすらもぼやけていく
私は私の事を1番見てるはずなのに、誰よりも見ないようにしてた
それは、見た目とか、何を思っているとか、そんな簡単な話じゃなくて
存在
私はずっと、自分の存在を、認める事ができていなかった
そんな事を書いていってみます
生きる事と死ぬ事は、昔からそこにいて、いつもいつも夢に見る
初めて人が死ぬと言う事を知った6歳の冬
大好きな大好きなひいおばあちゃんが亡くなった
ひいおばあちゃんは、私が大人になったら私の子供になるんだと思ってた
ひいおばあちゃんも、おじいちゃんも、お母さんも、私の子供になるんだと思ってた
そんなひいおばあちゃんが亡くなって、土に埋められる
お墓に入れる時、組の男の人達が土を掘る
私の父はいつも組で掘る係のひとり
前々の方々の骨が出てきたりする
6歳女の子には衝撃!
でも、今でも鮮明に覚えてるよ
子供は見ないはずなんだけどなぁってこの前母が言ってたけど…
私は見てたんだな、ついてったんだろうな
子供の私は思った
あれ?死ぬって何?!
私の赤ちゃんになるはずでは…
埋められた
死ぬってなんだろう?
何も感じなくなるの?何も見えなくなるの?
宇宙を1人で永遠と漂う感じ?
夜と同じ?夜は朝になれば目覚めるけど、目覚めないの?
無になるの?
大人に聞く『お空で見てくれてるよ』
お空?雲の上に住むの?土に埋めたのに?
大人『そんな事ばかり言ってないで、遊んできたら?寝たら?』
私の大事は“そんな事”として終了する
答えは聞かなくて、答えは出ない
私はそれから夜眠るのが怖くて怖くて、しばらく眠れない日があった
死ってなぁに?
眠る前怖くて、無について思うのが怖くて、1人で宇宙を漂い続けるのが怖かった
まぁ、6歳、活発な女の子だったもんで…
寝付きは悪くても、昼間はこれでもかって動いてたから、しばらく眠れなくても寝たけど
そこからずっと、死、無、宇宙を漂い続ける事、暗闇が怖かったんだよね
たまに眠れなくなる夜が出てきたんだ
しかも、冬は8時半〜9時に消防団が火災予防運動で見回りをするのね
両親が、早寝させるために言ってた
『消防団の音が鳴る前に寝ていないと、家の前に見える山から鬼が来て、起きてる子供を連れてくんだよ』
鬼!!怖い!!!
寝れない!!
寝るのも怖い!!眠れなくても鬼!!!
((((;゚Д゚)))))))ガクブル
さらに幼稚園のおじいちゃんおばあちゃん先生に聞いたのは、
地元の桃太郎伝説の話
近所には鬼が住んでた洞窟があってね
鬼が投げたとされる棍棒や、退治された時の血が染みて出来たと言われる赤土がある
↑幼稚園の遠足でめぐったよ⭐︎
鬼があの山にいた
鬼!いたんだ!!!
((((;゚Д゚)))))))ガクブル
おじいちゃんからは、昔は山に鬼が住んでて、人をさらいに来たんだよ
だから夕方からは山に入ったらいけないと聞かされてた
*戦国時代、そこに山城がありまして、戦に敗れた武士達が裏道から私の地域に逃げてきたそうな
隠れていた落ち人達が鬼と言われていたようです、生きるために…ね、色々としたんでしょう
(おじいちゃんの昔話より)
鬼!!いる!!
そして場所をかえ、小学生になった頃、父方の実家の法事かお葬式(うろ覚え)
お寺の方丈さんが色んな事を話してくれました
地獄の話
昔からある地獄絵図(正式名称は覚えてない)の説明をしてくれました
嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれるんだ…←覚えてたのはここ
大人達は言います
私が何かした時(私には理由があってもね)に『そんなだと、鬼がくる、嘘つくと閻魔様に舌を抜かれるんだよ』
怒られないようについた小さな嘘
*私は何を怒られてるか分からないけど、よく怒られてました
だから大人に怒られないようにする事が絶対であり、大人の言う事を聞かないといけない!と思ってました
まぁ、でも何故怒られてるか分からない事は、なぜか分かってないから、それでも怒られてたけどNE⭐︎
とにかく大人を怒らせてはいけない!とたくさん嘘をついてたよ←ズレてる事に今は気づいてる
そんな夜は、祈りながら眠れない夜を過ごしました
ごめんなさい、怒られたくなくて、嘘をついてごめんなさい
閻魔様ごめんなさい
お母さん(先生)ごめんなさい
良い子になります
舌を抜かないで下さい
もっと頑張ります
良い子になります
もっと
本格的な不眠症になるまで、私の寝付きはそんな感じでした
死ってなに?
鬼、地獄、
悪い子ってなに?、良い子ってなに?
嘘ついたこと、暗闇への恐怖、霊ってなあに?
怖い!眠ったら二度と目を覚さないかもしれない怖い!
そんな時は空想をたくさんした
私が好きな人達が、私を好きでいるって言う空想
空想が…文字にすると切ないΣ(゚д゚lll)
後は星空の空想もした
宇宙は怖くなくて暗くなくて輝いてる空想
後は目を瞑ると見える真っ青な地底湖があるんだけど…
洞窟みたいな暗いトンネルを奥に見える真っ青な地底湖へ向けて潜っていくって事もしてた
そうすると眠れるの
これはたまに今もやる╰(*´︶`*)╯
私の疑問は、大人達にはどうでも良い事で…
あまり取り合ってくれなかったなぁ
しかたない、みんなは興味がなかったのだ
変な子だなと言われてた話
大人になって友人に話したら、輪廻転生を知ってたんじゃん!って言われて、なるほどって思ったけどね
この話は夫と友人の2人にしか言ってない話
文章にして外に出すと、また新しい事に気付くと知ったので、やってみていくの巻
子供の頃からずっとこんな事ばっか考えてた
次回!!
今どう思う?の巻