昨日の晩御飯は以下のような簡単な煮魚定食でした。
炊き込みご飯に使った煮汁は、アジを煮付けた残り汁を用い、アジの旨みを余す所なく利用して、バランスが取れたメニューに仕上げました。
- アジの煮付け
- ほうれんそうとゆで卵のドレッシング和え
- 納豆
- 炊き込みご飯
このアジの煮付けは前日に作ったものを再び温めて食べたものです。
以前の僕は、煮魚を作るとその日のうちに食べてしまう習慣でした。
しかし、ある事をきっかけに、煮魚を一日置いて食べるようにしました。
1ヶ月ほど前、ぶりの煮付けを作りました。
2切れ分作り、とりあえず一切れ食べた後、やりかけの仕事に没頭している内に、もう一切れある事を忘れてしまいました。
翌日、鍋にポツンとあるぶりの煮付け。
「失敗したな」と思いながら、捨てるのは勿体無いので、ラップで包んで冷蔵庫で保管。
その夜、夕食時に冷蔵庫からぶりの煮付けを取り出し、においを確認してから一口パクリ…
あれ、美味しい…?
もう一口…
やっぱり美味しい!
24時間経ち、冷蔵庫で冷えていたにも関わらず、期待を遥かに上回る美味しさだったのです。
皆さんは、鍋の中に1日置いていたシチューやカレーをイメージ出来るでしょうか?
一日置いているほうが、出来立てよりも美味しいと感じることはないでしょうか?
味が具全体にしっかり馴染んでくるため、寝かせたほうが熟成してより美味しさが増してくるのです。
煮魚の英語名、Simmered FishのSimmerはシチューやカレーをコトコトと煮込むという意味でも使われます。
おでんや煮物なども、じっくり煮込んで寝かせたほうが美味しいですよね。
それ以来、僕は煮魚を寝かせて次の日の昼食や夕食に食べたりしています。
昼食では、おかげで弁当のレパートリーも増え、食事の楽しみが高まり、健康面でも向上しました。
夕食では、帰宅してから食事の支度をする手間を省きつつ、健康的な食事を維持できています。
煮魚料理教室では、このような寝かせて美味しい煮魚の作り方を教えます!
10月には予約を開始します!お楽しみに!
引用元: 煮魚を一日置いて食べてみると?